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最終更新日:2024年9月17日
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心理学演習VIII
認知・言語の心理学演習/Seminar in Psychology of Cognition and Language Processing
物事を見聞きし,認識し,記憶する,思考する,行動する,言葉を操る。私たちが普段何気なく行うこれらのような認知的活動は,複雑な仕組みの上に成り立っている。このような人間の認知処理の仕組みや,それらの研究と日常生活とのつながりについて、文献の講読により学ぶ。
本科目に先立ってSセメスターに開講される本科目「心理学演習VII」では,映画音楽が映像理解にもたらす効果を認知心理学的観点から論じた英語の書籍をテキストとして講読するが,Aセメスターに開講される本科目「心理学演習VIII」では,そのテキスト中で引用されている英語論文の原典を中心に,関連する英語文献の講読を行う。
具体的には,Sセメスターの「心理学演習VII」のテキストに関連して,多感覚情報の知覚・認知処理,アフォーダンス,概念の認知処理(メタファの理解や情報のカテゴリ化などを含む)など,認知心理学を中心とした基礎心理学分野の基礎的知見や理論についての英語文献を講読する。映画における映像と音楽の関係の考察を入り口として,認知処理の仕組みを深く学ぶとともに,英語で書かれた専門的文献を読む力を涵養することが,本授業の目的である。
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