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最終更新日:2024年10月18日

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心理学特殊講義V

知覚・認知心理学(自己理解のための認知心理学)
人の感覚・知覚等の機序及びその障害、人の認知・思考等の機序及びその障害を認知心理学的にとらえる視点について学ぶことを主な目的とする。認知心理学とは、人間の行動を支える「心」を知覚、記憶、思考、感情などの諸過程に分解した上で各過程がもつ特徴を実験や調査を通じて明らかにし、そのしくみについて推察する学問領域である。本授業で認知心理学の基本的な考え方に触れることを通じて、自分自身を客観的に分析する視点や態度を習得することを目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04244145
FLE-HU4X02L1
心理学特殊講義V
鈴木 敦命
S1 S2
水曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
人の感覚・知覚等の機序及びその障害、人の認知・思考等の機序及びその障害に関連した種々のトピックについて取り上げる。具体的には、最初に脳と心に関する基礎知識を概観した後、下記のような構成で講義をおこなう予定である。 1. ガイダンス 2. 脳と心 3. 行動主義と認知心理学 4. 知覚 5. 注意 6. 自動的・潜在的情報処理 7. 長期記憶の心理メカニズム 8. 長期記憶の神経メカニズム 9. 記憶の変容と忘却 10. 判断と意思決定 11. 感情 12. 全体総括 13. 定期試験
授業の方法
講義による。認知心理学の初学者にも理解できるように、基本的な用語・概念の解説も含め、平易な講義を心がける。同時に、心理学研究の実際に関する専門的見識が深まるように、古典的なものから最近のものまでを含む豊富な研究例について方法や結果などを詳しく紹介する。また、各トピックについて小テストもおこなう。
成績評価方法
普段の授業取り組み度(小テスト成績など)、および、定期試験の成績にもとづいて総合的に評価する。定期試験は文学部の授業日程にもとづく授業最終回に実施する予定である。
教科書
特に指定しない。
参考書
授業中に随時紹介する。
履修上の注意
1. 定期試験は文学部の授業日程にもとづく授業最終回に実施する予定である。受講生の所属別に試験日時を設定することはできないので、文学部以外の学生は注意すること。 2. 下記の授業との重複履修登録は認めない。 (2018年度)04184147「心理学特殊講義Ⅶ」 (2019年度)04194145「心理学特殊講義Ⅴ」 (2020年度)04204147「心理学特殊講義Ⅶ」 (2021年度)04214147「心理学特殊講義Ⅶ」 (2022年度)04224145「心理学特殊講義Ⅴ」 (2023年度)04234143「心理学特殊講義III」