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最終更新日:2024年4月22日

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スラヴ語学スラヴ文学特殊講義II

スラヴ文学翻案研究 旧ソ連圏の映像作品(ロシア古典文学の映像化:ドストエフスキー、チェーホフ、トルストイ)
旧ソ連圏の映像作品について、映画に関する論文、映像化作品の原作や脚本を参照しつつ、文化的背景に留意しつつ、考察を行う。
本年はドストエフスキー、トルストイ、チェーホフの映画化作品を取り上げ、文学テクストと映像の表現の違いについて考察を行う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04243342
FLE-HU2T03L1
スラヴ語学スラヴ文学特殊講義II
楯岡 求美
A1 A2
火曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
1.イントロダクション:ソ連映画史を概観したうえで、取り上げる作品について説明を行う。 2-3.ドストエフスキー『おかしな男の夢』(アレクサンドル・ペトロフ監督のアニメーション) ~7回で1920-30年代の映画黎明期とアヴァンギャルド芸術の関連、諸民族共和国の映画スタジオの設立とセルゲイ・トレチャコフの活動について取り上げる。 4‐5.チェーホフ『結婚』(アンネンスキー監督、1944) 6‐7. チェーホフ『カシタンカ』(M.ツェハノフスキー監督のアニメーション、1952) 8‐10.トルストイ『アンナ・カレーニナ』(複数の映像化作品を比較) 11‐13.ドストエフスキー『罪と罰』(複数の映像化作品を比較)
授業の方法
ロシア語履修者は原語のテクストの講読、ロシア語未修者は原作に関する日本語・英語資料の紹介を行う。 翻訳があるものについては、参加者全員に読むことが求められる。 映像作品を鑑賞後、言語テクストと映像作品とを比較し、ディスカッションを行う。 映像鑑賞後、ミニレポートを提出してもらうことがある。
成績評価方法
授業への参加、報告、期末レポート(映像作品について分析を行う)
教科書
授業中にプリントを配布する。
参考書
ネーヤ・ゾールカヤ( 扇千恵訳)『 ソヴェート映画史 : 七つの時代』ロシア映画社。 佐藤千登勢『映画に学ぶロシア語』東洋書店 など 授業中に随時指示する。
履修上の注意
ロシア語未修者でも履修可能ですが、ロシア語・ロシアとソ連の文化への興味を持って参加してください。 授業外でも各自でネット、DVD、映画館等で鑑賞する課題が出ることがある。