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最終更新日:2024年4月22日

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英語学英米文学演習V

英米詩入門 ~ 物語詩を読む
詩入門の授業です。英詩を読み、語るためのコツを勉強します。A1, A2のテーマは物語詩です。近代詩はある時期から抒情詩が中心的な位置を占めるようになりますが、ストーリー性のある詩も書かれ続けます。散文ではなく詩で物語を語ることにはどのような意味があるのでしょう。韻文で語ることで、どのような効果が生まれるのか。また同じ物語を散文で語る場合と、韻文で語る場合ではどのような違いが生ずるでしょう。

英詩の歴史に残る有名な物語詩を場合によっては抜粋という形で読みながら、物語を語るとはどういうことか、ことばの力はどのように生まれるのかといったことを考えていきたいと思います。

ふだんあまり詩に親しんだことのない人での何とかなるようなレベルにしたいと思いますが、英語の原文とは格闘してもらう予定です。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04243065
FLE-HU4Q06S2
英語学英米文学演習V
阿部 公彦
A1 A2
金曜5限
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講義使用言語
日本語/英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
Introduction S.T.Coleridge William Wordsworth Alfred Tennyson Christiina Rossetti Phiilip Larkin John Keats Edgar Allan Poe Walt Whitman Robert Frost Ted Hughes Andrew Motion
授業の方法
詩をほとんど読んだことがないという人を想定しつつ、前半は詩の「ほぐし方」や「語り方」を学びます。後半は作品とあわせてときには作品批評も読みながら、テーマを立てて考察し、どのように詩を語るか、さらにその方法を深めていきたいと思います。単に英語を日本語に訳すだけではなく、英語を英語のまま読むことを心がけるため、読解の基本となるような「勘所」をとらえる練習をします。授業の最後にグループにわかれてのディスカッションがあります。 なお、ルネッサンスからロマン派にかけての古い時代にせよ、20世紀の現代詩にせよ、ある程度背景を知らないと理解できないことも多いので、とくに前半の授業ではある程度背景説明にも時間をとります。
成績評価方法
出席、平常点、発表、期末レポート。
教科書
詩のテキストはこちらで用意して配ります。
参考書
授業時にお知らせします。
履修上の注意
英詩にかぎらず文学作品をあまり読んだことのない人にもわかるくらいのレベルにするつもりです。 かならず予習はしてきてください。なお、担当者の割り振り、授業予定の変更などはITC-LMSやGoogle Driveで告知しますので、チェックするのを忘れないでください。