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最終更新日:2024年10月18日

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日本史学特殊講義XIV

日本古代木簡を中心に、資料体分析手法と日本の基層文化を考える
 歴史学は史料に基づき過去を考察する学問であり、史料分析は極めて重要である。本講義では、木簡を素材として、歴史資料の持つ多様な特性とそれぞれの限界を理解し、またそこから得られた歴史情報に基づいて多様に歴史を論じることを目標とする。
 そのために、日本古代木簡を中心に、木簡をそれぞれの木簡が用いられた時空間における位置づけを想定する作業等を行いながら多角的・総合的に分析・考察し、テキスト情報を越えた歴史情報をも含めて、資料体のもつ歴史情報を最大限に引き出す手法を実践し、またそれらの手法によって得られた情報に基づく日本文化の様相について歴史学的な考察を行う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04241154
FLE-HU4H01L1
日本史学特殊講義XIV
馬場 基
S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
第1部 歴史資料の特性と木簡(現物資料の在り方・言語と物質・問いかけの重要性) 第2部 遺跡と木簡の相互作用(木簡から遺跡を理解する・遺跡から木簡を理解する) 第3部 木簡の記載と使い方(荷札木簡の使い方・記載内容の分析事例) 第4部 文字書記文化と木簡(東アジアの中の日本木簡・身体技法と木簡・日本での文字書記の中での古代木簡)
授業の方法
主として講義形式による。適宜スライド(画像)を用いる。
成績評価方法
レポートによる。
教科書
講義の際に資料を配布する。
参考書
講義中に適宜紹介する。
履修上の注意
特になし。