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最終更新日:2024年4月22日

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古文書学特殊講義I

近世の古文書を読む
くずし字・候文で書かれた近世の古文書を解読・解釈する技能を身につける。
日本史の研究は、活字の史料集等を利用してもある程度はできるが、とくに近世以降については、翻刻されている史料はごく一部にすぎない。そのため、くずし字・候文で書かれた史料原本を読みこなす力量を身につけたい。この講義では、近世の古文書の写真もしくは現物を用いて、近世史料の解読・解釈の基礎を学ぶ。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04241131
FLE-HU4H02L1
古文書学特殊講義I
牧原 成征
S1 S2
水曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
1.イントロダクション 2.くずし字・候文の読み方(以下、ポイントを列挙する。この通りに進めるわけではない) 3.古文書辞典の使い方 4.返って読む文字 5.候文に特有の語彙 6.へんとつくり 7.特有の人名 8.ひらがな 9.江戸藩邸の日記を読む 10.藩邸留守居の日記を読む 11.村方文書を読む 12.えた・非人身分の古文書を読む 13.商家の古文書を読む 14.論点の見出し方 15.小テスト、まとめ
授業の方法
画像データを共有して、くずし字による古文書の解読・解釈を試みる。 可能であれば、参加者をいくつかのグループに分け、グループごとに相談して助け合いながら進める。
成績評価方法
出席状況と授業への取り組み、提出物(古文書の解読筆写原稿)、小テスト。
教科書
古文書の画像データを共有する予定。
参考書
『増訂 近世古文書解読字典』柏書房 『くずし字用例辞典』東京堂
履修上の注意
ノートパソコンなどで史料画像データをみながら進める予定なので、授業に持参できるようにしてほしい。 古文書の解読など予習・復習が不可欠である。 グループワークをすることがある。 近世史料を読むためのごく基礎的な古典文法、漢文の素養があることが望ましい。