イスラム史概説

第１回　イントロダクション：古代末期～イスラームの誕生に至る中東の歴史 第２回　イスラーム成立期の歴史研究：7世紀のアラビア半島 第３回　イスラームの形成過程：正統カリフ～ウマイヤ朝 第４回　イスラームの形成とアッバース朝革命 第５回　政治的分裂とシーア派政権 第６回　中期イスラーム時代の国家と社会 第７回　中期イスラーム時代前期（1000～1250年） 第８回　中期イスラーム時代後期（1250～1500年） 第９回　ワクフと中期イスラーム社会① 第１０回　ワクフと中期イスラーム社会② 第１１回　アラビア半島と紅海貿易 第１２回　オスマン帝国の覇権：近世イスラーム帝国の時代 第１３回　総括・まとめ

講義形式で行います。

試験により評価します。授業への参加状況も考慮します。

特になし

・ジョナサン・バーキー『イスラームの形成：宗教的アイデンティティーと権威の変遷』野本晋・太田絵里奈（訳）、慶応義塾大学出版会、2013年 ・フレッド・M・ドナー『イスラームの誕生：信仰者からムスリムへ』後藤明（監訳）、亀谷学ほか（訳）、慶應義塾大学出版会、2014年 ・大塚和夫ほか編『岩波イスラーム辞典』岩波書店、2002年 ・日本イスラム協会ほか監修『新イスラム事典』平凡社、2002年 ・Gibb, H. A. P. et al. (eds.), The Encyclopaedia of Islam, new ed., 11 vols., Leiden: Brill, 1960–2008. ・佐藤次高（編）『西アジア史1　アラブ』新編世界各国史8、山川出版社、2002年 　その他、適宜授業中に紹介する

授業中に、次回までに読んでおくべき文献を指示しますので、あらかじめそれに目を通して授業に参加するようにしてください。