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最終更新日:2024年10月18日

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死生学概論

死生学の射程
死生学に関連する研究をおこなっている文学部・人文社会系研究科の教員を中心に、死生学の主なトピックを取り上げて、現在の研究状況を概説する。それぞれ、人間の死と、死にゆく過程での生をめぐる諸問題、またそれらに関する思想や実践を取り上げる。死生に関する多様なアプローチを学び、学際的思考の基礎を養う。なお、本講義は「応用倫理概論」と共に、部局横断型プログラム「死生学・応用倫理教育プログラム」の基幹講義である。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04240031
FLE-XX4201L1
死生学概論
堀江 宗正
A1 A2
金曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
10/4 堀江宗正「死生学とは何か」 10/11 会田薫子「人生の最終段階における医療・ケアの意思決定支援──Advance Care Planningとは何か」 10/18 鈴木晃仁「死の再現・生の再現──死生学と医学史の重なりを考える」 10/25 早川正祐「ケアの臨床死生学」 11/1 高野明・大塚尚「大学生の自殺防止」 11/8 蓑輪顕量「仏教の死生観」 11/15 大塚類「生きづらさの臨床現象学」 11/29 小島毅・李貞善「死者の尊厳──戦争墓地をめぐって」 12/6 本田洋「現代韓国における死者祭祀と家族」 12/13 鉄野昌弘「日本上代文学に見る死生観」 12/20 市野川容孝「優生思想と死ぬ権利」 12/27 小松美彦「「〈反延命〉主義」の歴史的現在──「優生思想」を捉えなおす」 1/10 堀江宗正・冨澤かな「死生学と宗教学」
授業の方法
基本的に講義形式とする。ときに授業内で質疑応答の時間を儲ける。
成績評価方法
授業コメントによる。期末レポートは課さない。 授業終了後にUTOL経由でコメントを提出すること。目安は500字以上1000字以内とする。1週間以内に提出すること。 何回以上出せばよいのかという質問、逆に言えば何回までは出さなくてもよいのかという質問については、教員としては、全ての回について出すべきだとしか言いようがない。コメントを出さないことを推奨することはできないからである。したがって、そのような質問は厳に慎むこと。
教科書
授業用配付資料は、下記リンクのフォルダにアップロードされる。 https://drive.google.com/*****
参考書
トニー・ウォルター『いま死の意味とは』 清水・会田編著『医療・介護のための死生学入門』 清水・島薗編著『ケア従事者のための死生学』 ヌーベルヒロカワ 島薗他編『死生学』1~5 東京大学出版会 その他、必要に応じて紹介する。
履修上の注意
欠席をせずに、また授業中に関係ないことをせずに、集中して参加してほしい。 居眠り、内職、SNSなどを開いていることに気づいたら、注意をしてやめさせる。これは、学生・院生が授業に集中するように指導する義務が教員の側にあるからである。 受講者数と、感染症の流行状況によっては、オンライン授業を併用することがありうる。 特に初回授業は、オンラインも開く可能性が高いのでUTOLの掲示に注意すること。