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最終更新日:2024年4月22日

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文化施設経営論

文化施設経営論
この講義では、おもに博物館・美術館、劇場・ホールを対象に、統治(ガバナンス)と経営(マネジメント)に必要な知識を獲得します。2022年度70年ぶりに博物館法の大幅改正が行われ、そして2012年に制定された劇場・音楽堂等活性化に関する法律が制定されてから10年が経ちました。これからも社会において文化の発展において重要な役割を果たすと考える文化施設を、どのようにすれば持続可能にしていけるかについて考えます。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04235121
FLE-XX4302L1
文化施設経営論
小林 真理
S1 S2
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
社会情勢の変化、授業進行、見学の実施によって順番や内容が変更されることがあります。 第1回 この授業で扱う文化施設、日本の文化政策の現状 第2回 日本の文化施設の現状からみる日本社会 第3回 国立の博物館と運営 第4回 博物館をめぐる制度と課題(1):日本における博物館の歴史 第5回 博物館をめぐる制度と課題(2):日本の博物館を支える制度と課題:博物館法改正と求められる姿 第6回 博物館をめぐる制度と課題(3):現代における博物館の役割の実現方法 第7回 国立の劇場と運営 第8回 劇場をめぐる制度と課題(1):劇場とはどういうものだったか。 第9回 劇場をめぐる制度と課題(2):貸し館から、劇場へ、劇場への転換と地域での役割 第10回 劇場をめぐる制度と課題(3):公共劇場の機能とは 第11回 文化施設の当事者:専門家・市民・設置者 第12回 文化施設をめぐる自由と規制 第13回 文化経営からみた文化施設
授業の方法
講義形式を基本としながらも、理解を深めていくためにディスカッションに参加することも求められます。
成績評価方法
毎回ICT_LMSを使って出席をとります。 出席が2/3以上ある者にレポート提出ないしは試験を行います。履修者が60人以上の場合は、試験にします。出席していても、採点結果が60点以下の場合は不可になります。
教科書
・河島伸子・小林真理・土屋正臣 『新時代のミュージアム―変わる文化政策と新たな期待』2020、ミネルヴァ書房 ・小林真理、小島立、土屋正臣、中村美帆『法から学ぶ文化政策』2022,有斐閣
参考書
・松本茂章『日本の文化施設を歩く 官民協同のまちづくり』、2015年、水曜社
履修上の注意
学芸員資格科目であるため試験・レポートは厳格に判断をします(出席していれば単位が取れると誤解する学生が毎年数名いるようです)。
その他
この授業は、学芸員資格を取得するための授業の一つとして位置づけられています。