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最終更新日:2024年4月1日

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心理学特殊講義V

知覚・認知心理学(認知と言語の心理学)/Psychology of Perception and Cognition (Psychology of Cognition and Language Processing)
物事を見聞きし,認識し,記憶する,思考する,行動する,言葉を操る。私たちが普段何気なく行うこれらのような認知的活動は,どのような仕組みの上に成り立つのか。心理学とは、これらの問題について実証的に探究する学問である。
この授業では,人の感覚・知覚等の機序及びその障害や,人の認知・思考等の機序及びその障害を扱う。特に,物体の認知,注意,身体と空間の表象,言語の認知処理のメカニズムに焦点を当てる。これらの基礎的知識を身につけ,我々が世の中を認識することについての,認知心理学的な観点からの理解を深めることを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04234145
FLE-HU4X02L1
心理学特殊講義V
浅野 倫子
S1 S2
木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
1. 認知心理学の概観 2. 物体認知 (1) 3. 物体認知 (2) 4. 情景認知 5. 注意 (1) 6. 注意 (2) 7. 注意 (3) 8. 身体と空間の表象 (1) 9. 身体と空間の表象 (2) 10. 言語の認知処理 (1) 11. 言語の認知処理 (2) 12. 言語の認知処理 (3) 13. 言語の認知処理 (4)
授業の方法
講義形式で行う。
成績評価方法
授業への参加状況(出席+リアクションペーパーの内容)と期末レポートの内容で評価する。
教科書
授業内で資料を配布する。
参考書
河原純一郎・横澤一彦(2015)『注意 選択と統合』(勁草書房) 新美亮輔・上田彩子・横澤一彦(2016)『オブジェクト認知』(勁草書房) 三浦佳世・川畑秀明・横澤一彦(2018)『 美感 感と知の統合』(勁草書房) 横澤一彦・積山薫・西村聡生(2020)『 身体と空間の表象 行動への統合』(勁草書房) 浅野倫子・横澤一彦 (2020)『 共感覚 統合の多様性』(勁草書房) その他,授業内で適宜紹介する。
履修上の注意
1.初回授業のみ,ハイブリッド型(対面・オンラインの併用)で行う。 2.以下の授業との重複履修登録は認めない。 (2022年度)04224147「心理学特殊講義Ⅶ」 3. 授業の各回の内容は互いに関連するため,毎回の授業の復習がその後の効果的な予習となる。復習をしつつ,教員に直接またはリアクションペーパーで質問をしたりして,積極的に授業に参加してほしい。