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最終更新日:2024年10月18日
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印度文学史概説II
インド仏教文献史
現代のわたしたちが古代インドの仏教を知ろうとするとき、インドとその周辺地域で書かれた文献を主な情報源とすることになる。それらの文献は哲学、宗教、文学といったさまざまな要素をもち、多様な言語で書かれている。この授業では諸部派の聖典(三蔵)、注釈書から大乗経典、論書、文芸作品までを含む仏教文献の歴史をたどり、パーリ語、サンスクリット語等の古代インドの諸言語、そして漢語、チベット語などインド外の諸言語への翻訳の諸相についても解説し、広大なインド仏教文献の世界に踏み出すための足掛かりとしたい。
授業の目標はインド仏教文献とその思想背景について基礎的な知識を身につけることである。
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