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最終更新日:2024年3月15日

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印度文学史概説II

インド仏教文献史
現代のわたしたちが古代インドの仏教を知ろうとするとき、インドとその周辺地域で書かれた文献を主な情報源とすることになる。それらの文献は哲学、宗教、文学といったさまざまな要素をもち、多様な言語で書かれている。この授業では諸部派の聖典(三蔵)、注釈書から大乗経典、論書、文芸作品までを含む仏教文献の歴史をたどり、パーリ語、サンスクリット語等の古代インドの諸言語、そして漢語、チベット語などインド外の諸言語への翻訳の諸相についても解説し、広大なインド仏教文献の世界に踏み出すための足掛かりとしたい。
授業の目標はインド仏教文献とその思想背景について基礎的な知識を身につけることである。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04232512
FLE-HU2P02L1
印度文学史概説II
八尾 史
A1 A2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
第1回:ガイダンス:「インド」と「仏教」と「文献」について 第2回:わたしたちはどこからインド仏教文献を見ているのか 第3回:インド仏教の諸言語 第4回:部派と三蔵 第5回:経蔵 第6回:律蔵 第7回:アビダルマ 第8回:部派と大乗 第9回:大乗経典 第10回:大乗論書 第11回:仏教文学 第12回:漢語への翻訳 第13回:チベット語への翻訳
授業の方法
講義形式で行う。
成績評価方法
学期末のレポートで評価する。
教科書
なし
参考書
授業中に適宜紹介する。
履修上の注意
予備知識は特に必要ありません。