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最終更新日:2024年4月22日

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言語学演習VIII

記述文法論(2)
言語の文法を科学的に分析し記述するための基礎知識と方法を習得する。未知の言語の調査研究をおこなうことを主眼とした教科書を用いるが、既知の言語の全体像を把握する際にも有用な内容である。今期は語類および統語法の分析を主たる対象とし、基本的な概念を学習した上で、実際の言語データに当たる練習をおこなう。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04232168
FLE-HU4M03S1
言語学演習VIII
白井 聡子
A1 A2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
主に以下の項目について、内容理解と分析練習を行う。履修状況によって内容の追加や順番の入れ替えを行う可能性がある。 ・導入:文法記述の基礎知識 ・輪読  ・形容詞、副詞  ・閉じた語類  ・文法関係  ・文タイプ など ・発表:関連する言語現象の分析
授業の方法
演習形式で進める。教科書の輪読と言語データ分析をおこなう。初回に担当を決め、2回目からは毎回の担当履修者が順に発表し、それについて内容理解の確認や議論を行う。 対面式を主体とする。詳細はITC-LMSで通知する。
成績評価方法
主に平常点で成績を評価する。 平常点には、授業における発表内容、議論への参加の積極性、課題(言語データの分析)の成績が含まれる。
教科書
Aikhenvald, Alexandra Y. (2015) The Art of Grammar: A practical guide. Oxford: Oxford University Press. ※主に8~12章の内容を学習する予定。
参考書
随時紹介する。
履修上の注意
・主に、言語学概論を履修済み、または履修中の者を対象とする。 ・内容はSセメスター「言語学演習VII(記述文法論(1))」からの続きとなるが、Aセメスター単独で履修する者にも配慮をおこなう。 ・初回はハンドアウトを使用するので教科書が無くてもよい。 ・2回目以降、事前学習として、発表担当者以外の履修者は指定した範囲の教科書の内容を一読し、疑問点などを整理しておくこと。 ・輪読担当者は指定した範囲の教科書の内容について事前に解説資料を準備すること。 ・言語分析の発表の際、発表者は事前に資料を準備すること。それ以外の履修者は授業後にコメントを提出すること。 ・世界の諸言語へ視野を広げるとともに、日本語では(あるいは、自分のよく知る○○語では)どうか?という問題意識をもって臨んでいただきたい。