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最終更新日:2026年10月1日

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日本史学特殊講義V

中世政治史研究/永仁の徳政令をめぐる政治・経済・社会 ー中世の徳政―
永仁の徳政令は高校の教科書にも取り上げられる有名な鎌倉幕府法であるが、ややもすると「御家人所領の無償取戻し」という側面のみが独り歩きする傾向がある。この授業では、まず永仁の徳政令の実態を典拠となる史料にさかのぼって明らかし、発令の背景を考察する。具体的には、永仁の徳政令に至る政治状況、御家人がおかれた社会状況、中世における土地の移動(売買・相続等)の特徴などから、永仁の徳政令を位置づける。さらに永仁の徳政令を切り口に日本中世における徳政令の広がりについて考える。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04231145
FLE-HU2H01L1
日本史学特殊講義V
高橋 典幸
A1 A2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
文学部
授業計画
1、ガイダンス 2、永仁の徳政令を読む(1) 3、永仁の徳政令を読む(2) 4、越訴と不易法 5、中世における土地の移動(1) 6、規制としての徳政令 7、中世における土地の移動(2) 8、弘安徳政(1) 9、弘安徳政(2) 10、モンゴル襲来と神領興行 11、徳政から徳政令へ 12、室町時代の徳政と徳政令 13、まとめ
授業の方法
授業は講義形式。 典拠となる史料の解読にも力点を置く。
成績評価方法
学期末にレポートを課す
教科書
なし。 適宜、プリントを配布する。
参考書
網野善彦『網野善彦著作集第5巻 蒙古襲来』(岩波書店、2008年) 網野善彦『網野善彦著作集第6巻 転換期としての鎌倉末・南北朝期』(岩波書店、2007年) 市沢哲『日本中世公家政治史の研究』(校倉書房、2011年) 海津一朗『中世の変革と徳政』(吉川弘文館、1994年) 笠松宏至『日本中世法史論』(東京大学出版会、 笠松宏至『徳政令』(岩波新書、1983年/講談社学術文庫、2022年) 勝俣鎮夫『一揆』(岩波新書、1982年) 本郷和人『中世朝廷訴訟の研究』(東京大学出版会、1995年) 村井章介『中世の国家と在地』(校倉書房、2005年)
履修上の注意
高等学校日本史B程度の知識があることが望ましい。 史料の解読をともなう授業なので、基礎的な古典文法・漢文等の知識があることが望ましい。