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最終更新日:2024年4月22日

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心理学特殊講義 XII

心理生理学
緊張すると手に汗をかく,恥ずかしいと顔が赤くなる・・・心の状態が身体にあらわれることは,日々実感されるだろう。このような生理的な変化を測定して,心についてより深く理解しようとするのが心理生理学である。本講義では,とくに,汗腺活動・心拍数・呼吸といった自律神経系指標や,脳波・事象関連電位といった中枢神経系指標をとりあげる。それぞれの生理指標が認知・感情・動機づけとどう関わるか,正しく測定するにはどうしたらよいか,どのような利用可能性があるのかを学ぶことで,受講者の視野を広げ,将来の研究に活かすことを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04224152
FLE-HU4X02L1
心理学特殊講義 XII
松田 いづみ
A1 A2
火曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
心理生理学の概要と基礎知識について学んだあと,各生理指標について掘り下げ,心理学研究でどのように活用されているかを学ぶ。下記のような構成で講義を行う予定である。 1.ガイダンス 2.心理生理学の概観 3.中枢・末梢神経系のしくみと機能 4.測定の基礎知識 5.皮膚電気活動 6.呼吸 7.心拍数 8.血圧 9.脳波 10.事象関連電位 11.瞬目・瞳孔径 12.心理生理学の可能性 13.定期試験
授業の方法
心理生理学の初学者でも理解できるように,基本的な用語の解説も含め,わかりやすい講義を心がける。各生理指標を扱う回では,できるだけ具体的なイメージがもてるよう,測定デモを積極的に取り入れる。生理指標が認知・社会・犯罪心理学など,さまざまな領域に応用されていることも紹介する。
成績評価方法
普段の授業の取り組み(配付プリントへの記入状況など),および試験の成績にもとづいて総合的に評価する。
教科書
特に指定しない。
参考書
授業中に随時紹介する。
履修上の注意
特別な予備知識を必要としない。専門を問わず興味があれば受講できる。
その他
初回(10/4)の授業は以下のURLでオンラインで行う。内容は録画し,後日公開する予定である。 https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/***** ミーティングID *****パスコード: *****