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最終更新日:2025年4月21日

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印度語学概論Ⅱ

サンスクリット初級文法(II)
古典サンスクリット語の初級文法を習得し、平易なサンスクリット文を読解する運用力を養成することをめざす。サンスクリット語は古代・中世インドで聖典に用いられ、仏教などを通してアジアの文化にも少なからぬ影響を与えた言語である。また、印欧比較言語学においてはギリシア語・ラテン語とならぶ重要な位置を占める。
サンスクリット初級文法は、S・A両セメスターをあわせて全体像を習得できるように設計している。Sセメスターは文法の前半部を扱い、Aセメスターの本授業では、それを受けて、文法の後半部(主として動詞)を扱う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04222502
FLE-HU2P01L1
印度語学概論Ⅱ
梶原 三恵子
A1 A2
火曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
秋学期は主に動詞を扱う。 教科書(必携)の練習問題のほか、プリントを配布する。 扱う主な項目は次のとおりである。 ・動詞概論 ・現在語幹:I類能動態 ・現在語幹:I類反射態、IV, VI, X類 ・現在語幹:II類 ・現在語幹:III類;現在分詞;小テスト ・現在語幹:V, VIII類 ・現在語幹:VII, IX類 ・動詞語根の種類;過去分詞;小テスト ・未来語幹 ・使役活用、受動活用、意欲活用、強意活用、名詞派生動詞活用 ・準動詞各種 ・完了時制 ・アオリスト時制、小テスト 各項目を扱う順序と回数、小テストのタイミングと回数は、授業の状況によって変更する場合がある。
授業の方法
文法の解説と練習問題による演習を組み合わせて進める。毎週宿題(課題提出を含む)を課す。原則として対面で行う。オンラインのみの回をはさむ場合がある。
成績評価方法
授業参加状況、宿題の取り組み状況、小テスト(学期中に1,2回行う予定)による。授業参加状況と課題提出状況に重点をおく。
教科書
J.ゴンダ『サンスクリット語初等文法』(春秋社)
参考書
辻直四郎『サンスクリット文法』(岩波全書) その他、授業にて随時紹介する。
履修上の注意
「サンスクリット初級文法(I)」を履修していること(本郷[文学部]の初級I、駒場の初級Iのいずれでもよい)。