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最終更新日:2024年4月1日

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日本史学演習Ⅰ

近代政治史演習  (下記の記述は3月13日時点の情報)
 昭和戦前期の政治に関する一次史料を読み解くにあたって、過去の研究成果に学びつつ、独創性に富んだ論点を研究史上に残せるような力を育む。
 SセメスターとAセメスターの演習を通じて本年度は、1925年に慣習的二大政党制が成立した時代以降の帝国議会(衆議院と貴族院)に着目し、「帝国議会会議検索システム」により、自らが興味を抱いたテーマと時代を選んで、議事録を読む。
 学期の前半では、議会制度、議会運営、議会人に関する基本的な通史的な研究論文や文献を会読し、現在の研究史の到達点を把握する。学期の後半では、新たに論点となしうる問題、新たな分析視角などを意識して、数人のチームで発表を行って貰う(内容は個々人の自由)。概ね、1925年~41年までの時期を対象としたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04221161
FLE-HU4H03S1
日本史学演習Ⅰ
野島(加藤) 陽子
S1 S2
火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
第1回 初回は4月19日。オリエンテーションを行う。 事前に配布すべき文書はITC-LMS上に置き、幹事の作成によるSlacでレジュメなどを共有する。 随時、UTAS、このシラバスで確認をお願いいたします。 第2回 野島(加藤)による問題提起 第3回~第8回 帝国議会、政党政治、普通選挙制度、議会人、貴族院会派に関する論文会読 第9回~第13回 各グループでの発表
授業の方法
以下の3つを組合せて授業をおこなう。 1、研究論文・文献の会読 2、史料(帝国議会議事録)の会読 3、グループによる発表と参加者による討議
成績評価方法
以下の3つを考慮して評価する。 1、研究論文・文献を会読する際に、参加者が用意するミニ・コメント 2、発表の場合は、その発表の内容 3、出席の頻度、授業中の発言
教科書
1、必要な文献は、デジタルアクセスが可能なものを中心に後日周知する。 また、個々のコピーが必要なものは、基本的にITC-LMS上に置く。 2、帝国議会議事録は、「帝国議会会議検索システム」により、インターネット上で検索・閲覧可能。
参考書
第1回目のガイダンス時に指示する。 内田健三ほか編『日本議会史録』第1巻から第6巻(第一法規、1990年)
履修上の注意
1、第1回の授業は4月19日から開始。 2、他学部からの参加者は4月19日以前に、教員のメールアドレスまで連絡をとられたい。
その他
1、近代史史料の読解に不可欠な崩し字を習得するため、日本史学研究室の近代史の院生が開催している「文書の会」「読書会」などへの積極的な参加が望まれる。 2、大学院博士課程の院生が主催する「森本州平日記」翻刻の会も開催されているので、積極的に参加を求めたい。