学部後期課程
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最終更新日:2024年4月22日

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漢文学

漢文学概論
この授業は、中等教育において国語科の漢文の授業を担当するに充分な基礎知識と読解技術を身につけることを目標とし、教育実践の観点から漢文についての概括的諸事項を学ぶ。具体的には、初めに漢字についての基本的な知識を学んだ上で、漢文の語法と訓読の歴史を踏まえつつ、今日の中等教育における漢文訓読法とその注意点を理解し、さらに漢文の背景となった制度について学ぶ。その後、教材に用いられることの多い文献を中心に、年代・種類ごとに、指導上注意すべき用語や背景、および教材研究の方法について学ぶ。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04215511
FLE-XX4317L1
漢文学
古橋 紀宏
A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
1:漢文の定義 2:漢字の構造と用法 3:漢文の語法、漢文訓読法の歴史(1)―古代・中世― 4:漢文訓読法の歴史(2)―近世― 5:漢文訓読法の歴史(3)―近代・現代― 6:漢文訓読法の注意点 7:漢文の背景となった制度(1)―周の制度― 8:漢文の背景となった制度(2)―漢の制度― 9:先秦諸子(1)―儒家の思想― 10:先秦諸子(2)―法家の思想― 11:先秦諸子(3)―道家・その他の思想― 12:近体詩 13:まとめ
授業の方法
講義形式を中心とするが、個人ごとの作業やグループワークも取り入れる。また、随時、教員より課題の提出・発表が指示される。
成績評価方法
授業への参加状況(授業中の提出課題・発表・発言など)60%、レポート40%
教科書
指定せず、プリントを配布する。
参考書
戸川芳郎監修『全訳 漢辞海』(三省堂) その他は各回の授業において提示する。
履修上の注意
漢文の重要な句形とその訓読法について一通り学習していることを前提とする。
その他
この科目は、教職課程における「教科に関する科目」(中学校及び高等学校 国語)の「漢文学」に該当する。