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文化資源学特殊講義Ⅰ

ユネスコと文化遺産
今日ユネスコは、世界遺産、無形文化遺産、世界の記憶(Memory of the World)、世界ジオパークの登録事業を通して、世界中の文化遺産の保護に関わっている。またこれらの登録事業の他にもユネスコは、武力紛争時の文化財の保護、文化財の不法取引の禁止、紛争終了後の文化遺産修復に関連した活動に従事している。こうしたユネスコの活動は、一国際機関という枠組みを超え、各国の文化遺産保護の体制に影響を与え、さらに「文化遺産とは何か」という理論的な検討・理解を世界中に推し進めてきた。以上を念頭に置き、本授業ではユネスコが行ってきた/行っている文化遺産の保護に関する活動とその意義および影響を考える。戦後から今日に至るまでのユネスコ活動史の中で文化遺産保護がどのように位置づけられ、どう発展してきたのかを整理し、それを踏まえてユネスコの将来の展望を考査する。授業では国際条約やその運用指針の文章を原文(英語)で確認しながら、ユネスコと世界の文化遺産政策との関わりについて具体的に考察する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04215041
FLE-HU4210L1
文化資源学特殊講義Ⅰ
松田 陽
S1 S2
火曜2限
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教室
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
授業スケジュール案(調整の可能性あり) Week 1 イントロダクション Week 2 ユネスコの概要1 Week 3 ユネスコの概要2 Week 4 ハーグ条約 Week 5 1970年条約 Week 6 水中文化遺産保護条約 Week 7 世界遺産1 Week 8 世界遺産2 Week 9 無形文化遺産1 Week 10 無形文化遺産2 Week 11 世界の記憶 Week 12 世界遺産委員会の審議のリアルタイム分析 Week 13 世界ジオパーク
授業の方法
Zoomを用いたオンライン講義
成績評価方法
- 毎回の授業のコメント(200字以上)および期末レポート(3000字程度)。 - 授業コメント提出は出欠管理も兼ねる。 - 単位取得のためには、期末レポート提出および最低9回の授業コメント提出(すなわち最低9回の出席)が必須。
教科書
特になし
参考書
『世界文化遺産の思想』(東京大学出版会、2017年)、『A Future in Ruins: UNESCO, World Heritage, and the Dream of Peaces』(Oxford University Press、2018年)、『Memory of the World』(UNESCO Publishing、2012年)、『The UNESCO Memory of the World Programme: Key Aspects and Recent Development』(Springer、2020)、『世界遺産を平和の砦に―武力紛争から文化を守るハーグ条約』(すずさわ書店、2010年)、『水中遺跡の歴史学』(山川出版社、2018年)、『世界遺産ビジネス』(小学館新書、2015年)、『世界遺産が消えてゆく』(千倉書房、2006年)、『ユネスコで世界を読む:21世紀にひきつぐ国連の良心』(日本ユネスコ協会連盟、1996年)、『文化遺産の保存と国際協力』(風響社、1995年)
履修上の注意
特になし
その他
学部・大学院の共通授業