学部後期課程
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心理学特殊講義Ⅹ

視覚神経科学
<目標>
・「視覚系の構造及び機能」を説明することができる。
・視覚の特性とその神経科学的基盤を説明することができる。
・脳と視覚特性との関係を調べる実験的技法を研究に応用できる。

<概要>
本講義では、様々な精神機能の実現に深く関与する「脳」を研究対象とする神経科学分野に関して、視覚系を中心に基礎的な知識から最新の知見まで紹介する。授業では「視知覚の諸特性」とそれを司る「脳のメカニズム」がどのような実験手法で解明されてきたのかを、視聴覚教材を用いて学ぶ。講義では、まず、脳が実現している私達人間の視覚の心的特性を学ぶ。また、脳神経系の構造及び機能を学んだ上で、視覚特性を説明する視覚系の概要と生理学的反応の機序を理解する。網膜から高次視覚皮質に至る皮質経路および皮質下の経路を原著論文の実験データをもとに学び、視知覚との関連について証明した研究手法を修得する。さらに、心理・生物データの特性や標準的な科学的取り扱い、およびそれらに基づいた論理展開や解釈の仕方も勉強した上で、原著論文のデータを交えつつ、「ニューロンの活動」から「皮質レベルの活動」、そして「行動や意識」のレベルにいたるまでの「脳」と「心」の関係を包括的に理解することを目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04214150
FLE-HU4X02L1
心理学特殊講義Ⅹ
石金 浩史
S1 S2
月曜2限
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教室
法文2号館 2番大教室
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
01. ガイダンス 02. 脳神経系の構造及び機能 03. 視知覚の特性:空間視,物体認知 04. 視知覚の特性:色覚,注意 05. ニューロンの構造と機能 06. ニューロンによる情報表現・受容野 07. 網膜・外側膝状体 08. V1 09. V2 10. 背側経路 11. 腹側経路 12. 高次視覚野I 13. 高次視覚野II
授業の方法
ハイブリッド授業(オンライン対面併用)。当面はZoomによるオンライン授業を行う。スライドを呈示しながら講義を進める。講義中における活発な質問や講義後の質問を歓迎する。
成績評価方法
学期末レポートによる。
教科書
市販の書籍を教科書としては用いない。
参考書
著者(訳者)名:金澤一郎 (監修), 宮下保司 (監修) 書名:カンデル神経科学 出版社:メディカルサイエンスインターナショナル ISBN:978-4895927710 著者(訳者)名:藤井 聡 (監修, 翻訳) 書名:神経科学 脳の探求 改訂版 出版社:西村書店 ISBN:978-4867060186
履修上の注意
ITC-LMS を用いてオンライン授業の情報(Zoom等)を周知し,資料PDFを閲覧可能にするので,各自確認すること。初回にガイダンスを行うので,Zoom ミーティングに参加すること。 参考書などにより予習をすること。授業中にはメモを取り,授業後にはスライド資料とメモをもとに復習をし,理解が不十分な点については参考書などを用いて調べること。