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心理学特殊講義Ⅸ

精神疾患の研究手法
こころの問題は近年注目されており、うつ、発達障害、認知症といった精神医学的な視点から、いじめ、虐待などの社会問題まで、幅広くとりあげられるようになった。同時に、遺伝子改変や神経細胞刺激による神経活動や行動の変化、MRIや脳波を用いた脳構造・機能の検討、大規模調査や診療報酬明細書を用いた多変量統計モデリングなど、各分野でこころの問題の解明に向けて研究が進んでいる。
 東京大学部局横断型プログラム「こころの総合人間科学」教育プログラム(PHISEM)では、オムニバス形式のこころの科学に関わる最先端の研究を学習する「概論(Aセメスター金曜5限)」、臨床医学に即した研究や実践を学習する「特論(Aセメスター金曜4限)」を提供しており、本講義ではさらに踏み込んだ内容を行う。教養学部開講の「こころの総合人間科学特論」では、初学者向けに研究や臨床実践を紹介する内容に対し、文学部開講の「心理学特殊講義IX(精神疾患の研究手法)」では、精神医学論文の精読を通じて臨床研究等の手法や利点・欠点を解説し、具体的な研究解析方法・結果の解釈など踏み込んだ内容を議論する。そのため、本講義はPHISEM対応科目を履修していることが望ましい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04214149
FLE-HU4X02L1
心理学特殊講義Ⅸ
小池 進介
A1 A2
木曜4限
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教室
法文1号館 113教室
講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
基本的には1回1論文の精読と、記載内容の背景知識を講義していく。 (令和2年度の講義内容) こころの不調と精神疾患とは 執筆方法から学ぶ医学論文の構成 観察研究1(脳画像研究1) 観察研究2(脳画像研究2) 観察研究3(脳画像研究3) 介入研究1(ランダム化比較試験1) 介入研究2(ランダム化比較試験2) 小テスト システマティックレビュー・メタアナリシス 観察研究4(コホート研究1) 観察研究5(コホート研究2) 研究倫理
授業の方法
講義(対面・ZOOM併用)
成績評価方法
期末試験を行う。
教科書
特に指定しない。
参考書
(令和2年度に使用した資料[DOI]) 10.1007/s00127-015-1064-8  10.1016/j.pnpbp.2013.11.009 10.1016/j.biopsych.2017.05.018 10.1007/s11682-019-00048-0 10.1016/j.jpsychires.2018.04.007 10.1017/S2045796016001050 10.3389/fpsyt.2019.00345 10.1038/ijo.2015.213 10.1017/S0033291717000393
履修上の注意
特になし。
その他
 本講座は、東京大学学部横断型教育プログラム「こころの総合人間科学教育プログラム」(PHISEM)の選択科目です。PHISEMについては、4月8日(木)15:45頃から駒場Iキャンパス「学術フロンティア講義「心に挑む―東大の心理学」」内にて説明会(30分程度)を予定しています。この講義はZOOM聴講ですので、この講義のシラバス内にあるZOOMアドレスで見ることができます。ご興味のある方はご参加ください。なお、この内容の録画は後日HPにも掲載します。
実務経験と授業科目の関連性
精神科医としての勤務経験を有する教員が、実務経験を生かして臨床研究・基礎研究との接続について講義する。