学部後期課程
過去（2020年度）の授業の情報です
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最終更新日：2024年4月22日
授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
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社会学演習ⅩⅡ
国際協力と読み書き
人類史というスケールで見た場合、文書・読み書きの普及は最近になって本格化した現象に過ぎない．しかしながら、現在、発展途上国の貧困削減、先進国による援助・国際協力において、文書という道具、それを読み書きする技能は重要な位置を占めている．その背後にあるのは「読み書きは社会発展に寄与する」という考え方である．この演習では、国際協力を一つの参照点としつつ、読み書きと個人、社会の関係について、先行研究の精読を通じて考える．
時間割／共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04204372
FLE-HU4Z04S1
社会学演習ⅩⅡ
中村 雄祐
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
文学部
授業計画
国際協力における社会開発や人間開発に関する近年の重要な研究を、国際機関の報告書を主たる教材として、以下のような側面を意識つつ精読する.
・背景・前史
・主題の設定
・調査方法
・分析結果の解釈
・結論や提言の提示方法
・研究の学術的・社会的影響
これらの作業を通じて、社会開発や人間開発における調査研究の基礎と方法を学ぶ.
授業の方法
先行研究、特に国際機関の報告書の講読、報告、討論を組み合わせて進めます.
対面式の授業ができない間はオンラインで行います。詳細は確定次第お知らせします.
成績評価方法
授業参加、報告、期末レポートによって行います．
教科書
人間開発報告 Human Development Reports.
http://hdr.undp.org/*****
https://www.jp.undp.org/*****
参考書
世界開発報告 World Development Report
http://www.worldbank.org/*****
http://www.worldbank.org/*****
戸田山和久 （2012）『新版 論文の教室―レポートから卒論まで』（NHK出版）.
中村雄祐（2009）『生きるための読み書き － 発展途上国のリテラシー問題』（みすず書房）．
履修上の注意
国際機関の報告書は指定URLから各自ダウンロードしてください。また、報告書サイトのデータベース、可視化機能も活用してください.
その他
Zoomへの参加法などは上記、ITC-LMSの「お知らせ」を参照.
