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西洋古典学特殊講義Ⅰ

The Greeks on Compromise ー古代ギリシア文化研究ー
本講義は、考察の枠組みとして、競争(agonistic)型と非競争(non-agonistic)型という対立する二つの概念を用いることにより、ギリシア人の行動様式、儀礼、スピーチなどに注目しながら、法と裁判、さらに宗教の側面から考察することにより、「妥協するギリシア人」という像を素描することを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04203941
FLE-HU2W01L1
西洋古典学特殊講義Ⅰ
葛西 康徳
S1 S2
水曜2限
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教室
本郷その他(学内等) 文学部・人文社会系研究科 各研究室
講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
授業計画(予定) 1 はじめに 文化論と文化転移(cultural Transfer) 2 ギリシア文学における「第三者の存在」 『イーリアス』、『オデュッセイア』、『オレステイア三部作』 3 競争型(agonistic culture) オリンピックゲームの起源(『イーリアス』23巻) 4 スピーチと(レ)トリックー説得(peithoペイトーdefiance) 4 競争と限界 -ヒュブリスについてー 5 非競争型(non-agonistic culture) アキレウスはなぜ「折れた」のか -peithomai (compromise, compliance) 6 嘆願 (supplication, hiketeia) 7  終わりに プラトン『法律(Nomoi)』の世界   説得、強制、教育、慣習、宗教
授業の方法
授業の最初に課題図書を紹介する。毎回の授業では、テーマについて課題図書(該当箇所)を事前に読んでいることを前提にディスカッション形式で進める。
成績評価方法
授業の中から興味を持ったテーマを一つ選び、レポートを提出する。 評価は、毎回の授業コミットメントとレポートの総合評価による。
教科書
特になし。
参考書
Jacob Burckhardt, The Greeks and Greek Civilization, London 1998 Oswyn Murray, The Symposion -Greek Drinking Style-, Oxford 2018 Robert Parker, On Greek Religion, Ithaca/London 2011 John Gould, Myth, Ritual, Memory and Exchange, Oxford 2001 Tim Whitmarsh, Battling the Gods, London 2016
履修上の注意
課題図書(該当箇所)およびテクストを事前に読んで、積極的にディスカッションに参加することを期待する。