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日本史学演習Ⅰ

近代政治史演習  (下記の記述は4月17日更新)
 昭和戦前期の政治に関する一次史料を読み解くにあたって、過去の研究成果に学びつつ、独創性に富んだ論点を研究史上に残せるような力を育む。
 SセメスターとAセメスターの演習を通じて本年度は、慣習的二大政党制が成立した時代状況のもとで、昭和天皇の即位式が行われ、男子普通選挙制度によって選出された議員によって構成された帝国議会衆議院に着目し、その議事録を読む。普選下における慣習的二大政党制の時代を迎えた時、議会と天皇の関係はいかなるものであるべきだと天皇によって認識されていたのか、あるいは実際の議会での政策論争はいかになされたのか、などの論点を考えてゆく。
 学期の前半では、議会制度に関する基本的な通史的研究論文を会読し、現在の研究の到達点を知るとともに、新たに論点としうること、新たな分析視角などを考察してゆく。学期の後半では、実際の議会の議事録を読んでゆく。予定としては、1927(昭和2)年の田中義一内閣の時代から扱う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04201161
FLE-HU4H03S1
日本史学演習Ⅰ
野島(加藤) 陽子
S1 S2
火曜4限
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教室
法文1号館 217教室
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
第1回 授業の本格的開始日は4月28日 しかし、Zoomによる配信の準備として、4月21日に準備オリエンテーションを行う。 事前に配布すべき文書はITC-LMS上に置くか、メーリングリストで添付ファイルとして配布する(4月17日段階の確定情報)。 随時、UTAS、このシラバスで確認をお願いいたします。 また、新三年生、他学部の学生は、下記の当方のメールアドレスまで事前に連絡をしてください。 第2回 野島(加藤)による問題提起 第3回~第8回 帝国議会、政党政治、普通選挙制度に関する論文会読(後日指定) 第9回~第13回 1927年、田中義一内閣の時代から帝国議会議事録を読む
授業の方法
以下の3つを組合せて授業をおこなう ①研究論文・文献の会読 ②史料(帝国議会議事録)の会読 ③グループによる発表と参加者による討議
成績評価方法
以下の3つを考慮して評価する ①研究論文・文献を会読する際に、参加者が用意するミニ・コメント用紙 ②発表の場合は、その発表の内容 ③出席の頻度、授業中の発言
教科書
①必要な文献は、デジタルアクセスが可能なものを中心に後日周知する。 また、個々のコピーが必要なものは、ITC-LMS上に置くことなど考慮中。 ②帝国議会議事録は、「帝国議会会議検索システム」により、インターネット上で検索・閲覧可能。
参考書
第1回目のガイダンス時に指示する。 村井良太『政党内閣制の展開と崩壊 1927~36年』(有斐閣、2014年) 奈良岡聡智『加藤高明と政党政治』(山川出版社、2006年) 佐藤卓己・河崎吉紀編『近代日本のメディア議員』(創元社、2018年) 古川隆久『戦時議会』(吉川弘文館、2001年)
履修上の注意
①第1回の授業は4月28日から開始 そのためのオリエンテーションや接続試験は、4月21日に行う。 ②図書館、研究室も閉鎖され文献へのアクセスが極めて限定される中、不安な研究生活のスタートとなりますが、 とにかく、時間が空いた時に、「帝国議会会議検索システム」にアクセスして、1927年田中義一内閣における衆議院・貴族院の本会議、委員会の議論に目を通しておいて欲しい。さまざまな気づきがあるはず。
その他
近代史史料の読解に不可欠な崩し字を習得するため、日本史学研究室の近代史の院生が開催している「文書の会」「読書会」などへの積極的な参加が望まれる。 また、大学院博士課程の院生が主催する「森本州平日記」翻刻の会も開催されているので、興味のある方はそちらへも。 第1回のガイダンスの際に説明あり。