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最終更新日:2024年4月1日

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死生学特殊講義Ⅳ

批判的死生学
 批判的死生学とは、死と生に関する、医療、心理療法、葬祭業者などとつながりのある、臨床的、実践的な言説に対して、その妥当性を批判的に検証するとともに、社会的背景や社会的影響を批判的に分析する学問である。
 この授業では、イギリスの社会学者であるトニー・ウォルターの『いま死の意味とは』をテキストとして用い、英語圏を中心とする現代人の死と生に関わる重要トピックを学ぶ。教員は日本の状況との比較の可能性について問題提起をおこなう。学生は、予習においては、テキストを読解すると同時に、日本での比較可能な事例を探してくる。
 授業では、なるべく議論の時間を設けたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04200044
FLE-HU4202L1
死生学特殊講義Ⅳ
堀江 宗正
S1 S2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
イントロダクション 何が問題なのか? 話すのは良いこと? もっと良い死に方? 専門家は何が得意なのか? なぜ葬儀をおこなうのか? どう遺体処理するか? どう喪に服すか? 距離とデジタル——どうつながる? 拡散する死
授業の方法
Google Docsに授業ノートを作成すること(初回授業を受けてから)。そして、そのリンクを教員にメールで知らせること。 毎回、授業までに予習コメントを書くこと。 予習コメントには、次の2つを書く。 (1)テキストで面白いと思ったポイント、(2)それと比較可能な自分の国の事例を書く。 授業ノートには、授業を受けるなかで気づいたことなどをメモすること。 この授業ノートによって出席を見る。
成績評価方法
上記の授業ノート、最終レポートによる。
教科書
トニー・ウォルター『いま死の意味とは』(岩波書店) 経済的理由により教科書を購入できない学生は、個別にメールで連絡すること。
参考書
Tony Walter, What Death Means Now (Policy)
履修上の注意
授業開始は5月7日を予定している(この日は木曜日だが水曜日の授業)