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最終更新日:2024年4月22日

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電算機応用Ⅱ

電算機応用(2)
C言語の基礎を習得し,基本的なプログラムを読み書きできるようになることが,この授業の目標である.プログラミング経験がないことを前提としている.C言語は長い歴史を持ち,非常によく普及したプログラミング言語である.汎用性が高く,数多くのプログラマがこの言語を用いて日々の仕事をしている.プログラミングの初心者にとっては習得が難しい言語であると言われることもあるが,近年は初心者向けの良著も多く出版されており,最初に学ぶプログラミング言語としても適切である.この授業でもそういった良著のひとつを教科書に選んだ.授業ではなるべく多くの時間を実習に費やす.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04195507
FLE-XX4313L1
電算機応用Ⅱ
寺尾 敦
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
A1ターム 第1回:ガイダンス.プログラミング環境の用意. 第2回:第1章 まずは慣れよう 第3回:第2章 演算と型 第4回:第3章 プログラムの流れの分岐 第5回:第4章 プログラムの流れの繰返し 第6回:第5章 配列 A2ターム 第7回:第6章 関数 第8回:第7章 基本型 第9回:第8章 いろいろなプログラムを作ってみよう 第10回:第9章 文字列の基本 第11回:第10章 ポインタ 第12回:第11章 文字列とポインタ 第13回:第12章 構造体
授業の方法
実習が中心となる.教科書を読み,例として示されているプログラムを実行しながら,C言語プログラミングの概念と方法を学ぶ. 教科書の補足説明をウェブに掲載しているので,必要に応じて参照してほしい. https://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~lterao/index.html 学習が順調に進んで,教科書で飽き足らなくなった人は,参考書として挙げてある書籍にもチャレンジするとよい.
成績評価方法
筆記形式の期末試験を行い,その結果に基づいて成績評価を行う(100%).試験問題は「基本情報技術者試験」で出題されているC言語プログラミングの問題を参考に作成する.
教科書
柴田望洋『新・明解C言語 入門編』(SBクリエイティブ) これから教科書を購入する場合は,誤って旧版を購入しないように注意する.テキストの旧版をすでに持っている人はそれを使ってもよい.ただし,授業での説明は現在のテキストについて行う. 教科書の補足説明をウェブに掲載しているので,必要に応じて参照してほしい. https://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~lterao/index.html
参考書
教科書の演習問題の解答はすべて以下の書籍に掲載されている.教科書には解答は掲載されていないので,必要であればこの書籍を参照すること. 柴田望洋『新・解きながら学ぶC言語』(ソフトバンククリエイティブ) 以下の参考書は教科書と同じ著者によるもので,教科書をマスターした人が次の段階で取り組むのに適している. 柴田望洋『新・明解C言語 中級編』(SBクリエイティブ) 柴田望洋『新・明解C言語 実践編』(SBクリエイティブ)
履修上の注意
プログラミング経験がないことを前提としているので,事前準備は必要ない.Windows PC あるいは Mac を日常的に使用していれば、それで十分である. 1回の授業で1章分の学習を行う.授業時間内だけでは,1章分の学習は終わらないだろう.授業時間以外にも,テキストを読んでプログラミングの練習をする時間をとってほしい.
その他
C言語は「基本情報技術者試験」で選択できるプログラミング言語のひとつである.例年,4月の第3日曜日に試験が実施されるので(秋にも受験機会がある),春休みに試験勉強をして,チャレンジしてほしい.