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最終更新日:2024年4月22日

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生物統計学

生物統計学
本授業科目は、学位授与方針10項目の1.医学知識、5.社会的視点、6.創造的思考、に関連した科目である。
生物統計学、疫学方法論は医学・健康科学の実務・研究に必須です。本講義では、数学的・技術的な問題に深入りすることなく、生物統計学の基礎的な講義します。
具体的には、以下の5点を最低学習到達目標とします。
 1. 統計学の基礎的事項・考え方(バイアスとバラツキ、確率分布、中心極限定理、検定・推定・信頼区間など)を理解し、自分なりにきちんと説明できる
 2. コントロール(対照群)について理解を深める
 3. 臨床試験の代表的なデザインを理解する
 4. 臨床・疫学研究における交絡バイアスとその対処方法について理解する
 5. 医学研究で頻用されるいくつかの統計解析手法について理解する
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
02216
FME-IH2c06L1
生物統計学
松山 裕
A1
木曜3限、木曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
医学部
授業計画
A1 木曜日 3・4限 本講義は、健康総合科学科と医学科の合同講義です。 講義資料はITC_LMSにアップしますので、各自で準備すること。 現段階での講義場所を以下に記載する(講義場所に注意すること)。 講義方法・場所は随時UTASに記載するので、注意すること。 10月31日は3号館N101で健康総合科学科のみ 10月3日(木) 本館大講堂  疫学?生物統計学?  医学研究における統計学の活用 10月10日(木) 本館大講堂  リスクあるいは効果の指標  統計的仮説検定と信頼区間 10月17日(木) 本館小講堂   2群の比較?  割合・平均値の差 10月24日(木) 本館大講堂   臨床試験のデザイン概論  プロトコルの統計的側面 10月31日(木) 3号館N101   測定データの信頼性と妥当性  検査・診断の性能評価 11月7日(木) 本館大講堂   交絡バイアスとその調整  層別解析と回帰モデル 11月14日(木) 本館大講堂   生存時間解析入門  ハザード比推定 本試験  12月2日(月)5限 鉄門記念講堂(教育研究棟14F) 再試験  12月20日(木)5限 本館大講堂
授業の方法
講義形式 UTASを確認すること。
成績評価方法
出席点10%と試験90% 成績は、出席と本試験(12月04日)で評価します。 不合格者に対しては、再試験を行います。
教科書
教科書は指定しないが、毎回の講義資料をよく理解すること。 理解を助けるために、参考書は指定する。
参考書
疫学一般  矢野英二・橋本英樹訳.ロスマンの疫学―科学的思考への誘い(第2版).篠原出版新社. 生物統計学一般  中村好一編.論文を正しく読み書くためのやさしい統計学(改訂第3版).医学書出版.2019.  大橋靖雄 編著.医師のための臨床統計学 基礎編.医歯薬出版株式会社.
履修上の注意
本講義は、医学科と健康総合科学科との合同講義です。 毎回の講義場所に注意すること。