学部後期課程
HOME 学部後期課程 緩和医療学実習
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2026年10月16日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

緩和医療学実習

緩和医療学実習(学生実習)
緩和医療学は、主にがん患者を対象に、がん自体による諸症状(痛み、腹水、呼吸困難感など)とがん治療による諸症状(痛み、口内炎、下痢、せん妄など)に対して、がんの病期にかかわらず医療を提供する。緩和医療医の役割は、医師として患者の諸症状の病態の把握とその制御を行うだけでなく、がん患者がもつ心理社会的苦痛や社会経済的苦痛にも対応することが必要であり、看護師や薬剤師、臨床心理肢、医療社会福祉士等、多職種の医療者とチーム医療を展開し、その中でリーダーとしての役割が求められる。さらに、緩和医療の対象範囲はがんだけでなく、臓器移植患者を代表に非常に広範囲にわたる疾患に広がってきている。
本実習における具体的な目標は、以下の6点である。
①(がん)患者の諸症状の病態とその評価についての臨床実践的な知識を得る
②(がん)患者の諸症状に使用する薬剤の効果、メカニズムについての知識を得る
③(がん)病期に応じた医療者側の対応の変化に関する知識を得る
④(がん)患者の諸症状に対する評価と治療について、身体面と精神心理面に分けて行う必要性を理解する。
⑤緩和医療で用いられる薬剤とその使用法について理解する。
⑥チーム医療の重要性を理解し、それを統括するリーダーの役割について理解する。
※実習内容にAdvanced / Basicコースの区別はない

本授業科目は、学位授与方針10項目の1.医学知識、2. 臨床技能、7. 全人的医療、8.チームリーダーとなるための素養に関連した科目である。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
021M4114
FME-ME4c89P1
緩和医療学実習
住谷 昌彦
S1 S2 A1 A2
集中
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
0
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
不可
開講所属
医学部
授業計画
部長(准教授)、副部長(特任講師)が症例検討カンファレンスおよび病棟での緩和ケアチーム回診や外来診療についての説明、指導やクルズスを担当するほか、病院診療医もサポートを行う。 期間は原則的に月曜日1日間(午前・午後)。月曜日の休日は振り替え実習を希望するのみは別途相談のこと。 朝9:10からの【東大病院入院B棟1F緩和ケア診療部室】での症例検討会の後に、チームカンファでの議論を通じ緩和ケアチームの活動内容を理解する。病棟での緩和ケアチーム回診と外来診療に同席し、達成目標に設定した体験、知識を得ることを目指す。クルズスで総論的な講義を受けることで、がん患者のがん自体による諸症状とがん治療による諸症状の病態、治療に関する知識を得る。終了は概ね15:00頃
授業の方法
症例カンファレンスへの参加、bedside learning 毎週月曜日 9:05 入院B棟1F 緩和ケア診療部室 集合(時間厳守、白衣持参) 火曜日は実習なし(自習) 月曜日が休日のときも実習なし(自習) 新型コロナ感染対策等のため、実習開始前日にシラバスのオンライン授業の概要を確認し、実習予定を確認すること。
成績評価方法
臨床実習への参加態度に加え、進行がんのような生命の危険に直面した患者に対する医療者として配慮ある態度、発言を踏まえて総合的に合格または不合格の判断をする。不合格となった者について追試やレポート提出による加点はない。必ず出席すること(体調不良などの理由のある欠席は認めるので、担当教員の住谷昌彦[*****または*****]に事前に連絡すること)。
履修上の注意
診療行為の行われる現場での実習であり、社会人としての節度を持った行動が求められる。特に、がん終末期患者と接することもあり、患者だけでなくその家族に対する十分な配慮ある行動を取ること。集合時間、場所は厳守すること。やむをえず欠席、遅刻する場合は必ず担当教官に連絡する。
実務経験と授業科目の関連性
病院における麻酔科医としての勤務経験を有する教員が、実務経験を活かして緩和医療学について講義・実習指導する。