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最終更新日:2026年10月16日

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整形外科学実習

整形外科学実習
整形外科学は「運動器」をあつかう診療科である。運動器とは動物の生命を維持するために必要不可欠な活動である「運動」を制御する器官の総称であり、骨、関節軟骨および筋など直接運動に関与する組織、靭帯などこれらを支持する組織、さらにはこれらの働きを調節する神経も含む。これら運動器の構成成分である各組織は、それぞれが固有の役割を果たすとともに、お互いに関連をもちながら運動という高度な生体機能を担う。運動は人間にとって根源的な機能であり、したがって運動器の健康を維持することは、ヒトがヒトらしく生きるためにきわめて重要な意味を有する。整形外科はそのような運動器の障害を治療する診療科である。整形「外科」という名称ではあるが、治療法においては外科的治療のみならず薬物療法や運動療法も重要な位置を占める。
運動器に障害が生じる原因としては、骨折や脱臼をはじめとした外傷、脊髄や末梢神経の損傷、スポーツによる傷害・障害、関節リウマチを代表とする関節炎、骨軟部腫瘍、小児の先天性疾患、骨粗鬆症や変形性関節症などの加齢性疾患など多くのものが挙げられる。中でも加齢に伴う運動器疾患をいかに解決するかは、超高齢化社会を迎えているわが国において、われわれ及び次の世代に課せられた大きな課題であり、それらについての知識はどのような分野に進む医師にとっても必須のものとなっている。また救急医療においても、外傷患者を適切に治療できることはプライマリーケアとして必須であり、整形外科の果たす役割は大きい。
整形外科学の講義や臨床実習においては上記のことを念頭におき、次の点を目標とする。
1.整形外科であつかう疾患(運動器疾患)を理解する
2.運動器疾患の診断・治療について学習する
3.運動器疾患の画像を学習する
4.プライマリーケアや救急医療における整形外科の役割を理解する

本授業科目は、学位授与方針の項目のうち、1.医学知識、2.臨床技能、3.プロフェッショナリズム、4.コミュニケーション能力、7.全人的医療 に関連して実施する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
021M3086
FME-ME4c59P1
整形外科学実習
田中 栄
S1 S2 A1 A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
0
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
医学部
授業計画
実習としては、M2-3における「クリニカルクラークシップ」、M3-4における「エレクティブクリニカルクラークシップ」がある。クリニカルクラークシップは3週間を予定している。脊椎、膝関節・スポーツ、股関節、リウマチ外科、手外科、腫瘍のサブグループに学生1名ずつ配属し、病棟医長、病棟オーベン、病棟指導医、研修医とチームを組んで整形外科の実際を学習、理解する。担当患者について問診、診察を行うほか、手術に参加する。所属チーム以外の手術見学も推奨している。期間内に、担当患者の疾患などを広く学習し、班内で発表しあって所属チーム以外の疾患への理解を補う。実践的内容を豊富に含んだ「クルズス」を期間内に数多く行い、必要な知識を深める。実技実習としては、ギプス実習、糸結び縫合実習、神経診察実習、エコー実習などを予定している。期間中は9時実習開始、17時終了が原則であるが、手術等の都合で変動しうる。詳細は初日のガイダンスで案内する。
授業の方法
授業計画に記載した通りであるが、以下の医行為を含む。 学生全員:医療面接、身体診察(全身・各臓器)、手指消毒(手術前の手洗い)、ガウンテクニック、清潔操作 一部の学生(機会があれば):診療記録記載(診療録作成)、診療計画の作成、高齢者の診察(ADL評価、高齢者総合機能評価)、皮膚消毒、皮膚縫合、抜糸、手術助手
成績評価方法
「合格、不合格」の2段階で判定する。 出席、実習に対する姿勢、基礎知識の習得やプレゼンテーションなど、広く評価対象とする。担当患者の疾患について広く勉強し、学生カンファレンスでお互いに教え合うとともに、その疾患についてクリニカルクエスチョンを自分なりに考え、それに関する論文を探してもらう。最終日の教授試問ではその論文の内容を発表してもらい、ディスカッションの中で理解を深めていく。論文を熟読することで医学研究の一端に触れるとともに、将来医学の進歩にいかに関わっていくかについても考えを深めてほしい。 「病気や公共交通機関のトラブルなどのやむをえない理由」を除く、欠席や遅刻については「不合格」 になる可能性があるので注意されたい。
履修上の注意
臨床の現場での実習となるため、白衣&不織布マスク着用、時間厳守のほか、医療従事者に相応しい行動をすること。 COVID-19拡大を防ぐため、臨床実習・教育支援室の示す行動規範に従って行動して下さい。 (毎朝毎晩の検温、本部の健康管理報告サイトへの入力、通学時と実習中のマスク着用、手指衛生など)
その他
①実習中の連絡は基本的にメールで行います。  連絡係の学生さんは、実習開始の前の週に、班員全員のECCSアカウントのアドレス*****)を整形外科教授秘書の齋藤千佳子*****)までメールで教えて下さい。同じ班の実地修練生についてはECCSでなくても構いませんので、一緒にアドレスを教えて下さい。メールは実習中、毎日確認するようにして下さい。当方から資料等をメール送付します。 ②特に事前に変更の連絡がなければ、  初日は10:00に入院棟A 6階カンファランスルームに集合して下さい。 ③発熱等の体調不良があれば無理せず休み、配属となったチームの指導医か医局秘書まで連絡して下さい。