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最終更新日:2026年10月16日

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内科学(老年病)実習

内科学(老年病)実習
本実習は、高齢者の特性への理解を深め、実臨床に生かすことを目指す。
高齢者総合機能評価の方法について学び、結果をもとに、問題点の抽出と介入を考察する。
1)高齢者はmulti-pathologicalである:高齢者では多くの場合、2つ以上の疾患を同時に有している。また各臓器機能の予備能力の低下もみられる。このため、1つの疾患の治療が他の病態に影響を及ぼす事がしばしば経験され、この意味で臓器相関に配慮する必要がある。
2)高齢者に特有な病態がある:サルコペニア、フレイル、認知症、誤嚥性肺炎、転倒等の治療、ケア、予防を学ぶ。
3)高齢者の診療には社会的観点が必要である:高齢者診療の上でその社会的環境は見逃すことのできない因子であり、医学、医療だけでなく、社会的に目を向ける広い視野を持つ事が必要である。

本授業科目は、学位授与方針10項目の
1. 医学知識、2. 臨床技能、5. 社会的視点、6. 創造的思考、7. 全人的医療、に関連した科目である。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
021M3079
FME-ME4c52P1
内科学(老年病)実習
小川 純人
S1 S2 A1 A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
0
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
医学部
授業計画
1. 初日にオリエンテーションを行う。 2. 入院症例の対面実習 ・原則として実習の初日に担当症例を決めて、退院または実習期間終了まで担当する。 ・第2週水曜日午前の病棟カンファで、受け持ち症例に関連するテーマの論文プレゼンテーションを行う。 ・最終日の教授試問で、症例サマリーのプレゼンテーションを行う。 ・スライドやサマリー作成は、各班の指導担当が指導にあたる。 3. クルズス ・高齢者総合機能評価や認知症について ・老年病科症例を使ったケーススタディ ・ACPおよび高齢者医療に関連する症例検討、多職種協働 4. 老年病科外来見学(指定日) 5. 外部実習 (主に訪問診療の見学。指定日) 日程は都合により変更になる場合がある。
授業の方法
○ 入院症例の対面実習 ・病棟チームに配属され、毎日患者を診察し、電子カルテを記載する。 ・毎日行われるチームカンファおよび、原則毎週火曜日に行われる病棟医長カンファにより、医学的知識、患者の方針決定のための思考プロセスについて学ぶ。 ○ 毎週水曜午前にカンファランス、病棟回診を行う。老年病科に入院している患者全般について理解を深める。 ○ クルズスでは、終末期医療、高齢者総合機能評価、認知症診断、サルコペニア・フレイル、ポリファーマシー、骨粗鬆症・脆弱性骨折について、実際の症例をもとに学ぶ。 ○ 小川教授のクルズスでは、ACPや高齢者医療に関連する多職種協働について議論する。 ○ 外来見学では実際に老年病科の外来を見学して、認知症や多数の疾患を抱えた高齢者の外来診療における考え方を学ぶ。 ○ 外部実習では、老年病科の関連クリニックが行っている訪問診療や外来診療に参加し、大学病院とは異なる在宅医療のあり方について学ぶ。 ○ 指導医のもとで医学論文を批判的に読みプレゼンテーションする。受け持ち症例のサマリーを作成し、教授試問で症例のプレゼンテーションを行う。 ○ 本授業科目で経験する医行為  学生全員:診療記録記載、診療計画の作成、医療面接、身体診察、高齢者の診察  一部の学生(機会があれば):バイタルサイン測定
成績評価方法
臨床実習の正式評価は、出席・実習態度・論文プレゼンテーション・教授試問により総合的に評価を実施し、「合格、不合格」の2段階で判定します。 出席は必須であり、病気や公共交通機関のトラブルなどのやむをえない理由を除く、欠席や遅刻については「不合格」になる可能性があります。
履修上の注意
・対面実習では実際に患者に接するため、身なり服装に注意し白衣を持参してください。 ・マスクを着用し、手指消毒を入念にしてください。 ・体調不良時には、実習担当にメールで連絡した上で休んでください。 ・万が一、学外実習を欠席や遅刻する場合は、学外施設と東大病院の診療科の両方に必ず連絡してください。 ・患者診察では、担当医として患者を診察し、病歴、身体所見等をカルテに記載し、診断治療のための計画を自身で考察しましょう。 ・外来見学を行う外来診療ブースは狭いため、大きな荷物は持参しないでください。
その他
・実習の前週に、日程表を含む実習案内をメールで送ります。連絡係は、学生全員にメールが届いているかを確認の上で連絡をください。 ・その際に、初日の集合時間や集合場所も連絡します。(基本的には午前9時半、A棟13階カンファランス室) ・クルズスの教材はUTOLに掲示していますので、各自ダウンロードしてください。 ・学外実習を欠席または遅刻する場合は、学外施設と東大病院の診療科の両方に必ず連絡してください。