2026年度
10/7, 14, 21, 28
11/4, 11, 18
12/2, 17(→12/16に変更の可能性あり)
○医学のDEI総論、依存・依存症から見るDEI
里村嘉弘:東京大学大学院医学系研究科医学のダイバーシティ教育研究センター
熊谷晋一郎:東京大学先端科学技術研究センター・東京大学多様性包摂共創センター
○学校精神保健の観点から学校での DEI を考える
大島紀人:東京大学相談支援研究開発センター
○Nothing about us, without us! 共同創造、当事者研究、ユーザーリサーチャー
熊谷晋一郎:東京大学先端科学技術研究センター・東京大学多様性包摂共創センター
○インクルーシブな STEM+M 領域の研究環境
並木重宏:東京大学先端科学技術研究センター
熊谷晋一郎:東京大学先端科学技術研究センター・東京大学多様性包摂共創センター
○精神障害に関するスティグマとその減少に向けた取り組み、患者・市民参画(Patient Public
Involvement)とピアサポートワーカーと共同創造(Co-production)
山口創生:国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部
宮本有紀:東京大学大学院医学系研究科精神看護学分野
佐々木理恵:東京大学大学院医学系研究科医学のダイバーシティ教育研究センター
○自閉症とジェンダーの交差性
綾屋紗月:東京大学先端科学技術研究センター
○トラウマインフォームドケア
西大輔:東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野
○多職種連携教育(IPE-1, 共同開催)
○総まとめ(最終回)
※各回について、講義に加え、関連したテーマについてグループごとにディスカッションを行う。
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各講義の概要|
障害の社会モデル、共同創造(Co-production)、当事者研究、ユーザーリサーチャー:
インクルージョンが立脚する、障害の社会モデルの考え方を学ぶ。また、医学・医療領域におけるダイバーシティとインクルージョンを推進するための意義の一つとして「共同創造」について考える。さらに、研究の共同創造、すなわち、障害のある当事者が研究の提供者側に参画する営みとしての、当事者研究やユーザーリサーチャーの活動について学ぶ。
アンティスティグマ、患者市民参画(Patient and Public Involvement: PPI):
ダイバーシティとインクルージョンに向けての文化的障壁の中でも重大な要素であるスティグマについてや、共同創造を含む、アンティスティグマ戦略・教育について学ぶ。また、共同創造とも関連の深い、研究への患者市民参画(PPI)の意義や課題について考える。
学校保健:
大学等の高等教育機関を含む、学校保健について、多様性に基づくニーズを認識し、インクルーシブな教育環境を構築するための戦略と実践について学ぶ。また、保健センターや相談室等の特定のセッティングにおける支援体制に加え、インクルーシブな文化・風土に基づく、インフォーマルな支え合い(ピアサポート)の重要性について考える。
ピアサポートワーカー:
近年のピアサポートの広がりについて概観し、多様な医療人材としてのピアサポートワーカーの役割や効果について学び、医療領域における、専門職とピアサポートワーカーとの共同創造に向けた組織における戦略と課題について考える。
トラウマインフォームドケア、健康の社会的決定要因(Social determinants of health: SDH)
トラウマインフォームドケア(Trauma Informed Care: TIC)の概念と、多様な背景とトラウマを有する患者の心身のケアにおけるTICの重要性について学ぶ。また、トラウマと相互に影響を及ぼす関係にある、健康の社会的決定要因(SDH)についても概観する。
ジェンダー:
医療や研究の現場におけるジェンダーのダイバーシティとインクルージョンの現状、および、スティグマやアンコンシャス・バイアス等を含めた課題について学ぶ。医学・医療人材のジェンダーによる格差の是正に向けた取り組みについて考える。
STEM+M領域のラボ・研究におけるダイバーシティとインクルージョン:
身体感覚や運動機能が求められる実験や実習など、STEM+M(science, technology, engineering, mathematics and medicine)領域における、障害のある人にとってのバリアについて学ぶ。また、バリアフリーな実験室や研究グループの実現にむけての取り組みについて学ぶ。