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最終更新日:2026年10月16日

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特別講義 バルト諸国の現代政治

近年日本との関わりが加速している、バルト諸国(エストニア、ラトビア、リトアニア)の、現代の政治・国際関係・社会経済等について、5つのテーマに分けて総合的な知識習得を目標とする。受講者は本講義を通じて、3か国のもつ歴史的文脈や国際的状況についての基本的な理解を持ち、ヨーロッパ比較政治の中での特徴を捉え、3か国がそれぞれに有する差異を理解することとなる。本地域への関心の惹起と理解の普及も意識して,適宜ソフトな話題も盛り込む予定である。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0126960
FLA-PS4751L1
特別講義 バルト諸国の現代政治
中井 遼
S1 S2
火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
法学部
授業計画
第1回 イントロダクションと政治地理:バルト諸国の地理的概要・社会人口動態 第2回 政治史①:バルト諸国の中世からソ連時代まで キーワード:テッラ・マリアナ、リトアニア大公国、バルトドイツ人、民族覚醒、権威主義体制、モロトフ=リッベントロップ秘密協定、ホロコースト、シベリア追放、在米ディアスポラ 第3回 政治史②:独立回復運動時期の政治 キーワード:サーユーディス、環境保護クラブ、バルトの道、歌う革命、血の日曜日、内務省襲撃、国際的承認 第4回 国際政治①:EU/NATO加盟の国際関係 キーワード:3重の移行、EU加盟交渉、欧州評議会、二重の忠誠、アメリカとの特別な関係、国民投票、NATO(CoE)、航空警戒業務 第5回 国際政治②:ロシア等との国際関係 キーワード:ロシア軍撤退、ヤーニリン、アブレネ、ロシア語系住民と記憶の政治、青銅の夜、影響力工作と偽情報対策、ウクライナ侵攻 第6回 政治制度①:政治制度と選挙制度 キーワード:議院内閣制と半大統領制、中東欧諸国との比較、大統領、メリ、ヴィーチェ=フレイベルガ、アダムクス、選挙権、非市民パスポート、インターネット投票 第7回 政治制度②:政党システムと政府 中東欧諸国との比較(有効政党数)、歴代政府の変遷、議会制度,EUとの関係,中央地方関係,電子政府,有名な首相と首長 第8回 政治社会①:選挙と主要政党 キーワード: 選挙変易性、政党法、汚職、改革党と中央党、祖国連合と社会民主党、統一と調和,タリン市議選、リーガ市議選 第9回 政治社会②:マイノリティと争議の政治 キーワード:ロシア語系住民,“バルト・ロシア人“,ナルヴァ、ダウガウピルス、対独戦勝記念日、3.16式典、政治的有効性感覚,イスタンブール条約,LGBT争点 第10回 政治経済①:エネルギーと産業 キーワード:エネルギー安全保障、対露LNG依存と脱却、ヴィサギナス原発/イグナリナ原発、グリーン・トランジション、オイルシェール,電力系統,風力発電 第11回 政治経済②:経済政策と福祉政策 キーワード:新自由主義改革、シカゴ学派、バルトの虎、自由貿易、頭脳流出,バブル崩壊と経済危機、雨傘革命,経済格差、社会保障制度 第12回 将来の政治①:講義開始期からの現在進行形の政治的事項を取り上げ解説を行う(日本やアジアとの関係を中心に想定) 第13回 将来の政治②:講義開始期からの現在進行形の政治的事項を取り上げ解説を行う(欧州や米国との関係を中心に想定)
授業の方法
主に講義形式で授業を実施する。投影スライド資料についてはUTOLに掲示する。授業展開次第では,一部内容を回によって交換することもありうる。
成績評価方法
授業期間中に定期的に行う関心を問うリアクションペーパー:40% 個別知識の定着度を測る期末試験:60%
履修上の注意
原則として毎回シラバス通りに授業を展開します。予習として,シラバス上のいくつかのキーワードについて調べておくと理解が進むでしょう。授業後は共有された授業資料や授業内で案内した参考資料等を用いて復習してください。