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最終更新日:2026年4月1日

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特別講義 データサイエンスI(入門)

 この授業では、社会現象を数量化したデータを、統計的に分析する初歩的な方法を扱う。より具体的には、回帰分析を修得する。統計というと、単に数値を集計したり平均値や割合を出したりするものを連想して退屈する人も多いかと思うが、それらと違って回帰分析は、ある変数の値が大きいと、他の変数の値が大きいのか、小さいのか、いずれもでもないか、を明らかにする。分析には、R Studioというインターフェースを通して、Rという無料のソフトウェアを用いる。
 主として想定している受講生は、これまで統計分析を学んだことがない人である。本講義では、統計分析の面白さを体験してもらい、回帰分析を読みこなす能力を身につけ、実際に自分でデータを回帰分析できるようになることを目標とする。敷居を低くするため、数学(特に確率論)を極力使わず(加減乗除ができれば十分である)、扱う手法も基本的には回帰分析一つに絞る(これさえ学べば、他の初歩的な統計手法の相当部分は不要になる)。統計ソフトの操作方法も敢えて必要最小限しか教えない。むしろ、社会現象を科学的に分析するためにはどのようなことを考えなくてはいけないのか、という因果推論的側面を重視する。またデータの実践的な取り扱いにも力点を置く。
 なお担当教員の専門が政治学であるため、授業で扱う実例やデータのほとんどは、政治に関するものである。但し、データ分析の手法そのものは、分野を問わず適用可能である。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0126955
特別講義 データサイエンスI(入門)
福元 健太郎
S1 S2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学部
授業計画
序章 まずやってみる 第1章 モデル 第1節 平均値の比較 第2節 単回帰分析 第3節 重回帰分析 第4節 変数変換 第5節 変数選択 第6節 パネル・データ分析 第2章 デザイン 第1節 実験 第2節 自然実験 第3節 差の差 第4節 回帰非連続 第5節 マッチング 第6節 合成制御法 第3章 データ 第1節 指標 第2節 観測 第3節 収集から報告まで なお変更があり得る。
授業の方法
講義と実習(実際の政治データを統計分析ソフトウェアRで分析する)
成績評価方法
レポート(60%)と試験(40%)。なお試験は、レポートを本人が理解して自分で書いているかを確認するものである。従って、レポートを書けば、特に試験のために準備することはない。
履修上の注意
授業前にUTOLからスライド等の教材をダウンロードした上で、ノート・パソコンを持参することを(必須ではないが)強く推奨する。
その他
データサイエンスI~IVの4科目の全体像については、「東京大学法学部における統計分析・データサイエンス関連科目群について」という文書を以下の私のウェブサイトに掲載しているので、適宜参照されたい。 https://sites.google.com/*****