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最終更新日:2026年10月16日

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イスラーム法

 イスラームにはシャリーアないしフィクフという名称で呼ばれている規範の体系があり、これは通常、イスラーム法と理解されている。イスラーム法はイスラームの教えの中でも重要な役割を果たしており、その知識はイスラーム理解に不可欠ともいわれる。本講義は、イスラーム法の特徴や成立過程、具体的な準則の内容を概観することにより、イスラーム法に関連する諸事象を理解するために最小限必要な視点を提供することを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0126712
FLA-BL4612L1
イスラーム法
両角 吉晃
A1 A2
火曜1限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
法学部
授業計画
 講義の前半においては、まず、導入として、イスラーム法の特徴全般について説明した上で、イスラーム法の法源と解釈方法論について概観し、その後、イスラーム法の歴史およびエジプトにおける西洋近代法継受について説明する。  後半では、イスラーム法における具体的な法準則についての解説を行う。「売買」や「利息」をはじめとする財産取引に関する諸準則を主たる対象とし、法学者たちによって実際に展開されている法的議論の内容を紹介する。それを踏まえ、最後に、今日の法制度においてイスラーム法が持つ意味について検討を行う。 第1回 導入 イスラーム法の諸特徴 第2回 法源その1 第3回 法源その2 第4回 イスラーム法史概観 第5回 エジプトにおける西洋近代法の継受 混合裁判所・国民裁判所の設立 第6回 エジプトにおける西洋近代法の継受 新民法典編纂 第7回 エジプトにおける西洋近代法の継受 エジプト法の中のイスラーム法 第8回 イスラーム法における物の分類 第9回 イスラーム法における「利息」禁止とリバー概念 第10回 「売買」の諸類型と「消費貸借」 その1 第11回 「売買」の諸類型と「消費貸借」 その2 第12回 リバー禁止準則の意味 第13回 現代におけるイスラーム法
授業の方法
 講義形式で行う。
成績評価方法
 筆記試験による。
履修上の注意
 特になし。  なお、イスラームに関する概説書(たとえば、小杉泰『イスラームとは何か その宗教・社会・文化』講談社現代新書、1994年)を予め読んでおくことを勧める。