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最終更新日:2026年10月16日

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民法第2部

本講義は、民法典の「第3編 債権」のうち、一般に債権各論と称される部分、すなわち、「第2章 契約」、「第3章 事務管理」、「第4章 不当利得」および「第5章 不法行為」を対象とする。そのさい、債権総論(「第1章 総則」)の関連する部分についても必要に応じて含めることとしたい。また、賃貸借に関連して,用益物権(第2編「物権」第4章~第6章)も含める。
本講義では、法制度や法理論をその基礎にある考え方からしっかりと理解させるように心がけ、問題となるポイントを重点的に講義することにしたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0126022
FLA-PL3201L1
民法第2部
森田 宏樹
S1 S2
月曜2限、水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
法学部
授業計画
第1回 序論・契約の成立 (1) 契約が成立するメカニズムについて、関連する問題にも言及しつつ、具体的事例に即して理解する。  第2回 契約の成立 (2) 契約の交渉段階から成立までのプロセスにおいて生ずる問題群について具体的事例に即して理解する。 第3回 契約の効力 (1) 契約上の債務の不履行に対する法的救済について生ずる問題群について具体的事例に即して理解する。 第4回 契約の効力 (2) 双務契約の牽連性に関して生ずる問題として、同時履行の抗弁権、危険負担および解除について、それらが具体的に機能する局面に即して理解する。 第5回 売 買(1) 売主の担保責任に関する議論について、判例および学説の展開について要点を押さえたうえで、不完全履行について理解を深める。 第6回 売買(2) 他人の権利の売買における法律関係、複合契約について、具体的事例に即して理解する。 第7回 賃貸借 (1) 賃貸借契約における当事者の権利義務および借地借家法による不動産利用権の保護の根拠とメカニズムについて、具体的事例に即して理解する。 第8回 賃貸借 (2) 賃貸借契約の終了の局面で生ずるいくつかの問題について、具体的事例に即して理解する。 第9回 賃貸借 (3) 賃借権の譲渡・転貸など、第三者に関わる問題について、具体的事例に即して理解する。 第10回 請 負  役務提供契約の全体についての理解を得たうち、物の関する請負契約に関わる問題に ついて、具体的事例に即して理解する。 第11回 委任・寄託 委任および寄託について生ずる問題について、具体的事例に即して理解する。 第12回 贈 与 贈与の解釈論上の問題について具体的事例に即して理解したうえで、無償契約の基本的な特徴について理解を深める。 第13回 事務管理 事務管理に関する規律の根底にある考え方を理解しつつ、その意義について理解を深める。 第14回 不当利得 不当利得の類型化を踏まえたうえで、各類型における規律内容について、具体的事例に即して理解を深める。 第15回 不法行為の要件 (1) 故意・過失 不法行為における過失判断のあり方について、具体的事例に即して理解する。 第16回 不法行為の要件 (2) 権利・利益の侵害 不法行為において権利・利益の侵害の要件がどのように機能しているかを具体的事例に即して理解する。 第17回 不法行為の要件 (3) 人格的利益 人格的利益に関わる不法行為責任の判断構造を具体的事例に即して理解する。   第18回 不法行為の要件 (4) 因果関係・損害 因果関係および損害の判断構造を具体的事例に即して理解する。  第19回 不法行為の効果 (1) 損害額の算定 生命侵害の場合において、損害額がどのように算定されるのかを具体的事例に即して理解する。 第20回 不法行為の効果 (2) 間接損害 不法行為の被害者の近親者の損害賠償請求について具体的事例に即して理解する。 第21回 不法行為の効果 (3) 損害賠償の範囲 不法行為において、賠償すべき損害の範囲がどのように画定されるかを具体的事例に即して理解する。 第22回 不法行為の効果 (4) 損害賠償の減額事由 いかなる事由が損害賠償の減額事由として考慮されるのかについて具体的事例に即して理解する。 第23回 特殊の不法行為 (1) 他人の行為についての責任 監督義務者責任、使用者責任などの他人の行為に基づく不法行為責任の判断構造について具体的事例に即して理解する。 第24回 特殊の不法行為 (2) 物の利用についての責任 物の利用・作用等に関する責任の判断構造について具体的事例に即して理解する。 第25回 特殊の不法行為 (3) 共同不法行為 複数の加害者による共同不法行為の判断構造について具体的事例に即して理解する。 第26回 まとめ
授業の方法
レクチャー方式により行う。
成績評価方法
定期試験の成績による。
履修上の注意
特になし