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最終更新日:2025年4月1日

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特別講義 エネルギー・環境法

この授業は、環境法全般を対象とするのではなく、エネルギー法・政策と、環境法・政策の交錯する領域について概説します。 この授業では、現在の日本の環境法/環境政策上、もっとも重要なトピックである「エネルギー環境法」に焦点をしぼります。福島第1原発事故後の原子力法制の改革、原発訴訟、気候変動対策(再エネの普及策)、電力システム改革などを概説する予定です。このような授業が法学部で実施されているのは、この講義と私の勤務先である京大の講義のみです(いずれも2024年度から)。
エネルギー法・政策と、環境法・政策の交錯する領域を対象とし、法制度と判例について概説します。
授業の目標は、①エネルギー法・政策と、環境法・政策の関係を理解すること、②エネルギー政策を、環境保護、持続可能性といった観点を含む多角的な観点から評価できるようになること、です。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0125998
FLA-PL4525L1
特別講義 エネルギー・環境法
島村 健
A1 A2
水曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学部
授業計画
第1部 日本のエネルギー・環境政策の課題(第1回) 第2部 エネルギー政策過程(第2回) 第3部 福島原発事故への法的対処(第3回、第4回) 第4部 地球温暖化とエネルギー政策 1 地球温暖化という問題 2 国際交渉 3 日本の排出状況(第5回) 4 どのように減らすか(第6回、第7回) 5 火力の効率化(第8回) 6 再エネの促進(第9回~11回) 第5部 電力システム改革(第12回~13回) *現在の予定であり、若干変更することもありえます。 *授業日程については、下記「履修上の注意」を参照。
授業の方法
対面のレクチャー形式。
成績評価方法
期末試験により、法学部が定める成績評価の方針に従って到達目標の達成度を評価する。
教科書
教科書は指定しません。授業で用いる資料を電子媒体で用意する予定です。各自ダウンロードし、必要に応じて印刷してください。
参考書
高村ゆかり、島村健、内藤悟、高橋洋 『法学教室2024年2月号(524号)』掲載の「特集 エネルギー環境法入門」(有斐閣・2024年)
履修上の注意
授業で用いるPPTと、参照条文などの資料をUTOLに、予めアップロードします。 それをダウンロードして授業にきてください。