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最終更新日:2025年4月21日

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特別講義 社会安全政策論

現職の警察庁・警察政策研究センター所長による警察行政講義
 社会安全政策論においては、犯罪を中心とした人の行為に起因する危険から個人や社会を守るための政策を扱います。本講義を通じて、サイバー空間の脅威、テロ、ストーカー等、刑事政策等だけでは解決の難しい治安上の課題に対するアプローチを提示し、具体的な解決策を検討します。さらに、講義や、レポート及び議論を通じて、社会における様々な課題を把握し、分析し、その解決策を提示する能力を養うことを目指します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0125974
FLA-PL4521L1
特別講義 社会安全政策論
一瀬 圭一
S1 S2
金曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学部
授業計画
 イントロダクションの後、総論として、2回講義します。その後、各論として、個別のテーマについてみていきますが、初回から第2回の講義にかけて、各受講者から興味関心のあるテーマを聴取し、それを踏まえて発表テーマ及び発表者を決定し、各論の回において講師による講義と並行して発表及びそれに基づく議論を行います。当面の計画は次のとおりです。 ・第1回「イントロダクション」 ・第2回「社会安全政策論①」 ・第3回「社会安全政策論②」 ・第4回「ストーカー・DV・児童虐待等」 ・第5回「犯罪被害者等支援」 ・第6回「暴力団対策」 ・第7回「匿名・流動型犯罪グループ対策」 ・第8回「薬物対策」 ・第9回「少年を取り巻く現状と課題」 ・第10回「交通安全対策」 ・第11回「サイバー空間の脅威」 ・第12回「テロ対策」 ・第13回:他の警察実務の経験者による講演を予定
授業の方法
 講義は、現職の警察庁・警察政策研究センター所長である講師が警察庁、都道府県警察、他省庁で勤務した経験、これらを通じて得た知見等を紹介しつつ進めます。  できるだけ対話型で行うとともに、全履修者に少なくとも1回求める発表の際は、履修者全員による討議を行います。他の履修者の発表に対する質問、コメントなど積極的、建設的な発言を特に求めます。
成績評価方法
 筆記試験は行いません。  出席状況、授業での発言、発表内容による平常点を考慮します。  授業で発表したテーマ等に関する期末レポートを提出します。  平常点と期末レポートを1:1で評価します。
教科書
 なし
参考書
 社会安全政策論(警察政策学会編 立花書房)、警察白書、犯罪被害者白書、犯罪白書等
履修上の注意
 履修開始前の事前学習は求めませんが、初回の授業で授業方法、発表テーマの選考要領等を説明し、第2回講義で各履修者に対する発表の割り振りを決めたいので、原則として初回及び第2回講義の出席を必須とします。  また、その後も、事前に理由を付して連絡することなく3回以上欠席した場合は単位を認定しないことがあります。特に、自身に発表が割り振られた回を欠席しないように留意してください。