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最終更新日:2025年4月21日

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特別講義 現代日本のガバナンス

日本の未来と個人の役割
・⽇本は、国際環境の激変と地政学リスクの拡⼤、デジタル技術の急速な進化と普及、地球環境問題、経済の停滞、財政の悪化、急速に進む少⼦化など、内外環境の激変に直⾯している。この状況は、⽇本の存続にとって深刻な危機であるとともに、古いシステムを刷新する機会でもある。この⼤局を認識する。
・主要分野を横断して俯瞰する事で、各分野の基本構造とともに、分野間の相互連関を学ぶ。
・国が直⾯する課題を⾃分事と捉え、⽇常の多忙の中でも内外の環境変化を注視していくことの必要性を認識する。
・公共政策に様々な⽴場の個⼈がどう関われるか、そのような個⼈の取組を⽀える仕組みがどうあるべきかを考察する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0125971
FLA-PS4739L1
特別講義 現代日本のガバナンス
宗像 直子
S1 S2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学部
授業計画
ユニット1 導入 1回 ガイダンス(問題意識と目的)、日本の現在地 ユニット2 グローバルな変化と日本の対応 2回 厳しさを増す安全保障環境と日本の役割 3回 経済安全保障の要請と通商秩序の変容 4回 デジタル化のインパクト(競争、AIガバナンス、サイバーセキュリティ) 5回 地球環境問題とエネルギー安全保障の持続可能性 ユニット3 国内の課題 6回 過疎がもたらす危機と機会:災害復興の現場から 7回 少子化対策 8回 財政の健全性回復 9回 産業の新陳代謝の遅れ:人材流動化、スタートアップの課題、 10回 Diversity, Equity & Inclusion ~ジェンダーの視点から ユニット4 個人の役割 11回 公共政策への国民の参加 12回 メディアの役割 13回 グループ発表(公共政策における個人の役割) 外部講師の日程等により構成や順番に変更の可能性あり。
授業の方法
対面
成績評価方法
最終レポート提出(40%) ・授業で取り上げた中から関⼼のあるテーマを⼀つ選び、掘り下げて「⽇本の未来と個⼈の役割」について論じること。 ・その際、様々な事象が分野を超えて連関し合っていることを踏まえ、授業で取り上げた他の分野における国内外の情勢変化や課題が そのテーマにどのような影響を与えているかについての分析を含めること。 グループ発表 (30%) ・公共政策における個人の役割についての考察と政策提言。 ・グループメンバーの貢献について各人が5段階評価(第13回リアクション・ペーパーに記載) 毎回の参加とリアクション・ペーパー (30%) ・授業の後、毎回UTOL上のアンケートに回答。提出回数と内容を評価。 ・リアクションペーパーの内容は以下①−④ (計500字程度), 設問が追加される回あり。  ①授業の概要(必須)  ②所感と分析、発展(必須)  ③わかりにくかった点(任意)  ④運営等について改善を希望する点(任意) ・原則として、授業があった日(金曜または土曜)の翌週水曜日中に提出すること。 ・授業に出席できなかった場合は、後日録画を視聴し、上記期限内に提出すること。 ・期限に遅れての提出、一旦提出したアンケートへの追記は、「担当教員へのメッセージ」欄に投稿可。 ・特に内容が良かった場合は加点材料とする。
教科書
教科書は指定しない。
参考書
参考資料は各講義の前までに告知する。
履修上の注意
質問することを前提に話を聞くこと。 復習のため、成績評価方法に記載したリアクションペーパーを提出すること(UTOL上のアンケート機能を活用)。
実務経験と授業科目の関連性
実務経験のある教員による授業に該当 実務経験と授業内容の関連性:主担当教員は35年間経済産業省、官邸、米国シンクタンク等に勤務し、通商交渉、対外経済協力、安全保障貿易管理、知的財産、イノベーション、IT産業、繊維産業、原子力、イノベーション、中小企業等の政策に従事。 また、元防衛事務次官とメディア論を専門とする社会学者が担当教員として参画。 毎回のゲスト講師は現職国家公務員または国家公務員経験者。