春学期に行われる政治学史では古代ギリシャからおおよそフランス革命前後までの西洋の政治思想史を扱います。本講義は秋学期に行われる現代政治理論と連動しており、現代政治理論ではフランス革命後から20世紀の政治理論までを取り扱います。具体的な授業計画は以下のとおりです。
初回 イントロダクション
第2〜6回 古代ギリシャ:政治思想の「はじまり」、ソクラテス、プラトン、アリストテレス
第7〜10回 古代ローマ:ポリュビオス、キケロ、キリスト教の誕生、セネカ、タキトゥス
第11〜13回 中世:アウグスティヌス、トマス・アクィナス、イタリアの都市国家
第14〜17回 ルネサンスから初期近代I(16世紀):マキャヴェッリ、宗教改革、ボダン
第18〜21回 初期近代II(17世紀):グロティウス、ホッブズ、イングランド革命、ロック、スピノザ
第22〜26回 初期近代III(18世紀):モンテスキュー、スコットランド啓蒙、ルソー、アメリカ革命、フランス革命