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最終更新日:2025年4月21日

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民法演習

英国契約法における諸問題
 近時のイングランドにおける契約法の進展とそれをめぐる学説上の議論について紹介する Jonathan Morgan, Great Debates in Contract Law (3rd. ed., 2020)を主な教材として、本書において取り上げられた各テーマについてそれぞれ検討を行うこととする。契約の解釈や黙示条項の取扱い、特に黙示条項としての信義誠実義務の組み込みなどをめぐって、近時注目すべき変化を示しているイングランドの契約法についての理解を深めることを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0125108S
FLA-SE4201S1
民法演習
石川 博康
S1 S2
火曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
法学部
授業計画
 演習の進め方としては、教材(Jonathan Morgan, Great Debates in Contract Law (3rd. ed., 2020))を毎回概ね1章ずつ読み進めることとし、各章の概要についての報告者からの報告と、それに関する参加者全員での質疑応答を中心として、検討を行うこととする。なお、教材の目次としては、以下のような章立てとなっている。 1. Formation of Contract 2. Enforceability: Consideration, Intention and Estoppel 3. Standard Forms and Written Contracts 4. Contractual Content: Terms and Their Meaning 5. Misrepresentation and Mistake 6. Frustration 7. Inequality of Bargaining Power 8. Party-Agreed Remedies 9. Judicial Remedies: Performance, Compensation and Remoteness  また、以上の教材に加えて、イングランド契約法における信義則に関する近時の著作(Christina Perry, Good Faith in Contract Law (2024); Anthony Gray, Good Faith and Relational Contracts (2024))についても、適宜取り上げて検討を行うことを予定している。
授業の方法
演習
成績評価方法
筆記試験を行わない。 平常点のみで評価する。 レポートを課さない。
教科書
開講時に資料を配布する。
参考書
特になし
履修上の注意
特になし