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最終更新日:2025年4月1日

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租税法演習(外国語科目)

激動の国際課税を展望する
国際課税の分野では、100年に一度と言われる歴史的な国際合意が2021年10月に成立しました。しかしその後、(本シラバスを執筆している2025年1月までの)数年間で大きく風景が変わり、米国トランプ政権の離脱宣言を典型として、国際協調路線への反動が目立っています。グローバルな国際課税のガバナンスが問われる中で、これからのルール形成はどうなっていくのでしょうか。また、日本の私たちはどのように対応すべきでしょうか。
より根本的な背景としては、「足のはやい」無形資産や金融資産の重要性が大きくなり、富裕層の可動性が高まるなど、経済社会の基礎が変わりつつあることが重要です。加えて、暗号資産やAIなどの登場が、従来国際課税と呼ばれてきた分野の基礎に挑戦しています。このような中で、私たちはどのような知的展望を描けばよいのでしょうか。
このゼミでは、こういった問題について検討します。これまで国際課税について学んだことのない方にも手が届くよう、まずは基礎知識の習得からはじめます。最新の動きについて情報収集するやり方を身につけることも、目標とします。最終的には、任意のテーマを設定してリサーチを行い、グループで口頭報告できるようになるところまで、もっていきたいと考えています。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0125009S
FLA-SE4503S2
租税法演習(外国語科目)
増井 良啓
A1 A2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学部
授業計画
1.基礎知識の習得 2.最新文献の会読 3.班別報告
授業の方法
文献会読およびグループ討議による。
成績評価方法
平常点による。
教科書
増井良啓・宮崎裕子『国際租税法第4版』(東京大学出版会2019)
参考書
https://www.masui.j.u-tokyo.ac.jp/*****
履修上の注意
教科書第1章を読んで、それに関連するご自身の問題意識や将来像を、演習参加申込書に具体的に記入してください。教科書は、「関連ホームページ」OPACサイトのリンクから電子ブックにアクセス可。 会読文献には、英語のものが多く含まれます。応募時点で英語がよくできる必要はありませんが、好き嫌いなく英語文献にチャレンジする意欲のある方を歓迎します。
その他
法学部・法科大学院・総合法政・公共政策の合併。