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最終更新日:2025年4月21日

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日本法制史演習

日本法制史史料研究Ⅱ(法制史学の展開と史料の保存利用)
法学部法制史資料室所蔵史料に主たる材料を求めて、日本法制史関連の史料・文献について、その保存利用の過程に重点を置いて検討を加え、史料の扱い方の基礎を修得するとともに、日本(法制)史学の展開についての知見を得ることを目標とする。Sセメスター「日本法制史史料研究Ⅰ」から連続した内容になるが、必ずしも連続して履修することを求めるものではない。なお、本演習は、大学院法学政治学研究科総合法政専攻及び人文社会系研究科日本文化研究専攻日本史学専門分野との合併で行う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0125005S
FLA-SE4604S1
日本法制史演習
新田 一郎
A1 A2
火曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学部
授業計画
Sセメスター「日本法制史史料研究Ⅰ」の成果を確認・共有したうえで、上記「目標」へと接近する手がかりを求めて、法学部法制史資料室所蔵史料を中心に、法制史料の読解と分析を進める。明治後期の東京帝国大学における「法制史」成立の経緯に深く関わった三浦周行に焦点を据え、その旧蔵書の調査・分析に取り組む。また関連して、宮崎道三郎・横山由清・木村正辞など、三浦より前の世代の研究者に由来し法学部に伝えられた文献類も、必要に応じ調査検討の対象とする。
授業の方法
主として史料の画像データを用いて読解と分析を進める一方で、関連史料・文献の調査読解分析を進めるが、必要に応じて法制史資料室その他において現物の調査を行うことも想定している。授業では、作業進捗状況の報告・情報交換と、史料の読解分析のために必要な基礎知識や文献情報、各種データベースの利用方法の講授を主に行う。史料の読解分析や文献調査などは授業時間内で完結するものではなく、参加者には、図書館やデータベースなどを活用して積極的に調査を進めることが期待される。
成績評価方法
平常のパフォーマンスによる
教科書
特定の教科書は使用しない。教材として用いる史料へのアクセス、画像その他のデータの入手方法などについては、授業中必要に応じて指示する。
参考書
授業の進行に応じて適宜指示する
履修上の注意
漢文・古文の読解力、及びくずし字の解読に取り組む覚悟が求められる。また、日本史全般に関するそれなりの水準の知識を有することが望ましい。