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最終更新日:2024年10月18日
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特別講義 政治分析方法論Ⅱ
政治分析方法論とは、政治に関する数量データを統計分析する方法に関する学問分野である。例えば、政策に所期の因果的効果がどれほどあるか、戦争や平和は何時何故始まる(終わる)のか、などといった問いに答えるにはどのような方法を用いればよいのかを検討する。政治分析方法論Ⅰも受講することで、政治現象を分析するのに必要にして十分な統計分析の方法を体系的に修得し、自分でデータ分析できるようになることが到達目標である。究極的には、政治学の最前線の論文を読み、それと同等の論文が書けるようになること、少なくとも本講義受講後は自力でそこまで辿り着けるようになれることまでを目指している。統計分析が役に立つことを伝えたいと考えている。
概要は次の通り。第1に、データの中の個体がお互いに影響し合っている場合について論じる。第2に、目に見えるデータの背後に何らかのモデルを設定する場合を解説する。第3に、説明する対象が複数ある場合について講義する。統計分析ソフトウェアRを用いる。社会科学の統計分析としては、中級程度の内容である。
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