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最終更新日:2024年10月18日

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経済法演習(外国語科目)

競争法演習
【以下のものを最終版とします。一時、スマホ法を中心とする旨を書いていましたが、それより広く他者排除行為を対象とする内容に書き換えています。今後、細部を修正した場合は、この冒頭でお知らせします。(8月4日)】
・米国連邦地裁のGoogle判決や米国司法省のApple訴状を例に加えました。(8月6日)

▼他者排除行為を中心に研究する演習です。具体的には、EUの排除型濫用ガイドライン案、米国のGoogle判決、米国司法省のApple訴状、他者排除行為を画一的に規制しようとするEUのDMAや日本のスマホ法、などの研究が考えられます。
▼学生は、各自が、上記に含まれるテーマを一つ選び、12月末に本文10,000字程度の論文(日本語でよい)に仕上げます。一つのテーマについて自分で書いた、という経験は、今後に生きます。テーマ選択の時期は、10月末までに一応固めるというイメージでよいと思います。
▼毎回の演習は、(1)全員が読んでくる資料について特定の学生が報告をするセッションと、(2)別の特定の学生が自らの論文の進捗状況について報告をするセッションの、組合せとします。セメスター前半は前者の割合が大きくなり、セメスター後半は後者の割合が大きくなるでしょう。
▼以上の目標を達するため、人数は少なめとします。負担は重めとなります。
▼参加許可者の選考にあたっては、成績と参加希望理由を参考とします。第1次募集でこの演習の選に漏れた場合でも、第2次募集で、白石によるもう一つの演習「経済法ライティング」に申し込むことができます。
▼参加許可までに競争法を勉強した経験は、不要です。
▼毎回、若干の延長はあり得るため、19:00までは教室にいると想定して、時間を確保してください。
▼リサーチペイパーの指導は引き受けません。この演習で書く論文は、この演習での単位を認定するためのものです。
▼この演習の論文を、記念として何らかの有体物(広く配布しない「薄い本」)にしてまとめることはあり得ますが、私から広く配布することは考えていません。学生が、将来も含め、自分の論文を自分でどこかで公開するのは自由です。
▼これまで、例年、有り難いことに、参加希望者数が多くなっています。したがって、参加資格を3年生・4年生に絞ります。推薦入学前期課程学生は、もし申込みがあっても、参加を許可しないこととします。
▼第2次募集は、行わない予定です。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0124018S
FLA-SE4504S2
経済法演習(外国語科目)
白石 忠志
A1 A2
金曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
法学部
授業計画
 おおむね、以下のように進めます。変更はあり得ます。 01 初回 02 条文の読み方・扱い方、初回に知らせる自習内容 03 「授業の目標、概要」に書いた内容1 04 「授業の目標、概要」に書いた内容2 05 「授業の目標、概要」に書いた内容3 06 「授業の目標、概要」に書いた内容4 07 「授業の目標、概要」に書いた内容5 08 「授業の目標、概要」に書いた内容6 09 「授業の目標、概要」に書いた内容7 10 「授業の目標、概要」に書いた内容8 11 「授業の目標、概要」に書いた内容9 12 最終報告1 13 最終報告2  「02」をオンデマンド方式で行い、「03」を第2週に行って、12月20日を最終回とする予定です。  「02」以外は、全て対面の予定です。
授業の方法
 「授業の目標、概要」と「授業計画」のとおりです。
成績評価方法
 優上・優・良・可・不可による評価をします。13回全てに出席し、かつ、論文を提出した場合に、単位を認定することとします。ここにおける「出席」の意味については、欠席に関する下記の記述を参照してください。全員の理解を深めるためのゼミ中の会話に対する貢献状況や、論文の内容などによって、評価します。  欠席の場合は、その理由の如何にかかわらず、他の参加者との公平の維持のため、欠席した回の理解をする等のための課題をこなしていただきます。それによって、欠席した回にも出席したとみなされることになります。以上の特別扱いは、個々の学生について2回を上限とするものとします。
教科書
白石忠志『独禁法講義 第10版』有斐閣 2023年 白石忠志『法律文章読本』弘文堂 2024年 頻繁に参照する資料は、初回に紙で配布します。
参考書
 特にありません。
履修上の注意
 特にありません。
その他
 特にありません。
実務経験と授業科目の関連性
担当教員は研究者教員ですが、東京大学大学院法学政治学研究科・法学部の研究者教員は、実務界と常に接し、意見交換の機会を頻繁に提供され、助言を求められています。そのような経験から得た知見も、研究に生かしています。