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最終更新日:2025年4月21日

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日本法制史

日本法制史
ヨーロッパ法を継受する以前の日本における「法」の作用構造について検討し、以て近現代の「法」の存立の特徴を側面から照らし出すための視座を獲得することをを目指す。今年度の講義では、明治20年代~30年代揺籃期の「法制史学」について多少の時間を割いてややマニアックな話をしたうえで、本論に進む。本論部分では、近世(江戸時代)に重点を置き、「法」の作用構造の展開を見通すことによって、日本社会に構造を与える仕組みの特質の一端に光をあて、近代日本がヨーロッパ法を継受した際の前提条件を探る。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0123651
FLA-BL3604L1
日本法制史
新田 一郎
A1 A2
水曜1限、金曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学部
授業計画
仮目次 【1】導入 【2】日本法制史学の出発(4回程度) 【3】中世までの概観(4回程度) 【4】近世社会の歴史的条件(3回程度) 【5】近世法の基本構造(6回程度) 【6】近世法の成型と展開(5回程度) 【7】「近代」への宿題(3回程度)
授業の方法
通常の講義形式で行う。
成績評価方法
学期末定期試験による。
教科書
特定の教科書は用いない。
参考書
開講時、及び講義の展開に沿って適宜指示するが、さしあたり、本論の中心となる近世(江戸時代)の法制度の概観を得るための有用な参考書として、平松義郎「近世法」(平松『江戸の罪と罰』平凡社1988)を挙げておく。
履修上の注意
「受講者は日本史一般について高校教科書程度の水準の知識を有する」ことを前提として講義を進めるので、不足は日本史の概説書等によって適宜補うこと。受講にあたっては、簡単な日本史用語辞典・年表の類を用意しておくことを勧める。
その他
参考資料をITC-LMSにて配布することがある。