学部後期課程
HOME 学部後期課程 民法演習
過去(2023年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2025年4月21日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

民法演習

我妻栄の不法行為法学
民法の他分野と同様、不法行為法学において、我妻栄の見解は伝統的通説を形成し、判例にも大きな影響を与えた。もっとも、我妻の考え方は、主張された当時において、かなり大胆なものであったし、現在もなお受け入れられていないものもある。我妻栄の不法行為法学は、いかなる背景のもと、いかなる思想に基づいて主張され、それは現在どのような意義を持っているのか。本演習は、我妻栄の不法行為法学の検討を通して、不法行為法、さらには民法の基礎理論に関する理解を深めることを目的とする。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0123081S
FLA-SE4201S2
民法演習
中原 太郎
S1 S2
金曜5限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
法学部
授業計画
初回は、ガイダンス及び各参加者の報告テーマの決定を行う。2回目以降に取り上げるテーマとしては、たとえば以下のものを考えている(初回に確定する)。 ・我妻の解釈方法論 ・指導原理としての損害の公平な分担 ・違法性理論=相関関係説 ・過失責任の「醇化」 ・家団論 ・無過失責任論 ・無過失責任立法 ・保険 ・適法行為による損害賠償 ・賠償責任の社会化と国家補償
授業の方法
演習形式による。
成績評価方法
筆記試験は行わない。 平常点(報告の内容や各回における議論への貢献度等)を考慮する。 レポートは課さない。
教科書
教科書は指定しない。 参加者が予め読んでくるべき文献は、配布する。
参考書
参考書は指定しない。
履修上の注意
民法第1部及び民法第2部を履修中又は履修済みであることが必要である。