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最終更新日:2025年4月21日

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ローマ法

ヨーロッパ中世(11-14世紀)における法学の発展
 定立されたものであれ、発見されたものであれ、法規範を直ちに適用するのではなく、その内容をまず様々な仕方で理解しようと試み、その結果として生じる複数の解釈を競合させ、蓄積する。さしあたりそのような営みを法学と捉えた上で、イタリアとフランスにおけるその歴史を、11世紀から14世紀にかけて、考察する。対象は教会法学と中世ローマ法学とし、封建法学は扱わない。
 講義は、11世紀末から13世紀半ばにかけての「学識法の成立」、13世紀半ばから14世紀末にかけての「学識法の発展」に分けて行う。しかし、通時的考察と、それぞれの区分の特徴を詳しく掘り下げる方法を併用する予定であるため、必ずしもそれぞれの区分を均等に扱うわけではない。また、法制度を広く見渡すよりも、それぞれの時代の特徴をよく表す史料を取り上げ、丁寧に読み解くことを考えている。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0122681
FLA-BL4607L1
ローマ法
源河 達史
A1 A2
火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学部
授業計画
第1-6回 学識法の成立(12世紀から13世紀半ば) 第7-13回 学識法の発展(13世紀半ばから14世紀末) 「学識法の成立」では、教会法学とローマ法学の成立を、教会改革、都市の成立と経済発展等、その歴史的背景に遡って考察する。「学識法の発展」では、教皇立法や註釈活動の発展を考察する。上述の通り、史料を定めて丁寧に読み解くことを試みる。  
授業の方法
講義
成績評価方法
期末レポート
教科書
Google Classroomで資料を配布する。 Google Classroomへの登録は講義で案内する。
参考書
講義で適宜紹介する。
履修上の注意
配布資料を音読する。