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最終更新日:2024年4月22日
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民法演習
継続的契約概念の再検討
継続的契約に関係する比較的最近の最高裁判例を読み、分析を施す。
契約のうちの一定のものを「継続的契約」として取り出し、これに固有の規律を見出そうとする学説は、古くから存在する。しかし、継続的契約に固有の規律とされるものは、必ずしも契約の継続性のみによって正当化されるものではないのではないか、という批判も存在する。債権法改正作業でも、一時期までは、継続的契約の解消について特別の規定を設けることが提案されていたが、結局のところ実現しなかった。
そこで、本演習は、継続的契約に含まれると考えられる各種の契約に関する、比較的最近の最高裁判例を分析することで、「継続的契約の総論を構築することは可能なのか」という問いに対して一定の答えを獲得することを目標とする。
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