学部後期課程
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民法演習

継続的契約概念の再検討
継続的契約に関係する比較的最近の最高裁判例を読み、分析を施す。
契約のうちの一定のものを「継続的契約」として取り出し、これに固有の規律を見出そうとする学説は、古くから存在する。しかし、継続的契約に固有の規律とされるものは、必ずしも契約の継続性のみによって正当化されるものではないのではないか、という批判も存在する。債権法改正作業でも、一時期までは、継続的契約の解消について特別の規定を設けることが提案されていたが、結局のところ実現しなかった。
そこで、本演習は、継続的契約に含まれると考えられる各種の契約に関する、比較的最近の最高裁判例を分析することで、「継続的契約の総論を構築することは可能なのか」という問いに対して一定の答えを獲得することを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0121085S
FLA-SE4201S2
民法演習
阿部 裕介
A1 A2
水曜5限
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教室
本郷その他(学内等) 各演習室
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
法学部
授業計画
初回は、担当教員の問題意識を説明した上で、比較的最近の民事最高裁判例のうち、この演習で扱うもの(課題裁判例)を、第2回以降の各回につき1つずつ指定する。 2回目以降は、毎回、担当者の報告に基づき、受講者全員で議論する。  
授業の方法
 演習方式で行う。  具体的には、課題裁判例を報告担当者に報告してもらい、その報告に他の受講者から質問を出してもらって全員で議論する(担当教員が報告者に補足説明を求め、または受講者に発言を求めることもある)。  報告及び議論に際しては、課題裁判例の判断内容の当否を批評するよりも、判断内容それ自体を厳密に特定することを目的とする。この作業自体が高度の慎重さを要する作業であり、また判断内容にも一定の解釈の余地があることを実感したとき、受講者は真の意味で判例研究の意義を理解したと言えるだろう。
成績評価方法
平常点による。
教科書
課題裁判例のコピーは授業中に順次配布していく予定である。
参考書
演習の進行に応じて適宜参考文献を指示する。
履修上の注意
対面形式のみで実施する。ただし、開講時および開講後状況に応じてオンラインに切り替える可能性がある(その場合にはITC-LMSで連絡する)。
その他
大学院(総合法政専攻)との合併で行う。