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最終更新日:2025年4月21日

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民法基礎演習

民法基礎演習
民法の契約、不法行為、物権の分野の問題を素材として、これから本格的に法律学を学ぶ学生が法的な思考法や法的な問題解決能力などを修得することを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
012101C
FLA-PL3210L1
民法基礎演習
沼田 知之
S1 S2
木曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
不可
開講所属
法学部
授業計画
 下記の順に、毎回1テーマを取り上げる。 1 贋作絵画売買事件:錯誤 2 不動産取引と民法94条2項・110条の類推適用 3 親権者による代理権の濫用 4 不動産取引における背信的悪意者からの転得者 5 取得時効と第三者 6 即時取得 7 未成年者と監督義務者の責任 8 マンション分譲事件:契約の成立段階と信義則 9 新築住宅の瑕疵に関する法的救済手段 10 公序良俗違反と不法原因給付 11 隣人訴訟:契約の成否・有償契約と無償契約・不法行為 12 自由課題 
授業の方法
演習方式による。演習参加者は、①その回に指定された判例がある場合にはそれを熟読し、②示された問題を検討したうえで、授業に臨むこと。③教科書(民法第1部・民法第2部で使用されたものでもよい)の該当部分も読んでおくこと。④多くの回において「参考文献」が掲げられており、これはすべてを事前に読む必要はないが、できるだけ目を通すことが望ましい。担当教員が指定した予習資料がある場合には、それを読んでおくこと。⑤授業は上記の判例や設問に関する質疑応答や議論を中心に進められる。各参加者には議論への積極的な参加が求められる。
成績評価方法
平常点と全クラス共通の筆記試験の成績に基づいて評価される。
教科書
教材(各クラス共通)を配付する。
参考書
民法の教科書のほか、適宜、参考文献を指示する。
履修上の注意
この授業は、7人の教員が各別に担当する7クラスに分かれて行われる。3年生はいずれかのクラスに割り当てられる。上記のとおり、毎回の予習が必要である。
その他
4月の進学ガイダンスの際に、この授業についての詳しい説明が行われる。
実務経験と授業科目の関連性
7名の弁護士教員が、各クラスに分かれ実務経験を活かして民法について演習方式の授業を行う。