学部後期課程
HOME 学部後期課程 現代法過程論演習
過去(2021年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2025年4月21日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

現代法過程論演習

交渉と案件形成・紛争解決Ⅱ
 本演習は、Sセメスターの現代法過程論演習に引続き、国際的な取引および紛争における、交渉の実践的技法と理論的洞察の能力を深めることをその目的とする。
 本演習参加者は、教員の選抜によりチームを編成し、11月中旬に予定されている『大学対抗交渉コンペティション』に参加することができる。選抜されなかった参加者も、チームに参加する者との様々な協働や、対戦の見学のみならずコンペティションの運営支援にも積極的に関わることを通じて、他大学の教員や学生、一流の弁護士・企業法務部員等との交流の機会を持つことが可能であり、上記能力の向上に加えて、多様なネットワーキング機会や経験が得られる。
 なお、コンペティションの詳細については大会ホームページ(http://www.negocom.jp/*****)を参照。東大チームは全18回中9回優勝、3回準優勝である。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0121014S
FLA-SE4509S2
現代法過程論演習
平野 温郎
A1 A2
水曜5限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語/英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学部
授業計画
 参加型実習方式で実施する。昨年度のゼミ生有志やOB/OGの支援を受けるほか、他大学の交渉ゼミとの交流も予定している。
授業の方法
 演習。10月に上記コンペティションの問題(Round A仲裁およびRound B交渉、いずれも日本語および英語)が発表される予定であり、11月の大会に向けてさまざまな準備活動を行うことを通じて、社会に出てからも使える紛争解決・案件形成能力の基礎や、交渉力を体得する。  準備活動は、主に、仲裁問題の検討・分析や主張準備書面等の作成、仲裁代理人としてのプレゼンテーション練習、交渉問題の検討・戦略立案や交渉のプランニング・模擬練習、教員や外部アドバイザーによる指導などである。他大学やOBOGとの模擬対戦も行なう。  授業の全部又は一部を対面で行うか、オンラインで行うかについては、研究科の方針に沿って追而検討予定である。また、交渉コンペも昨年のようにオンライン形式になる可能性があるが、実社会における仲裁や交渉も昨年以来オンラインが多用されており、さまざまなスキルが求められるので、そのよい練習にもなるだろう。
成績評価方法
 平常点とリポートによる.
教科書
 別途指示する。
参考書
 フィッシャー&ユーリー『ハーバード流交渉術』(”知的行きかた文庫” 三笠書房 他)  フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー法律事務所 『よくわかる国際仲裁』 (商事法務、2014年)
履修上の注意
 参加者・チーム同士での仲裁・交渉シミュレーションを実施するので、欠席は原則として認められないことに留意すること。止むを得ない事由によって欠席せざるを得なくなった場合は、必ず事前に教員と当該週の担当者に連絡して、シミュレーション対戦の組合せなどで他の参加者に迷惑を掛けないようにしなければならない。特にコンペティション出場メンバーに選抜された場合は、約2ヶ月間に亘って準備活動に相当程度の精力を傾けることが求められる。
その他
 本演習への申込は、Sセメスター「現代法過程論演習」の修了者を原則とする。