学部後期課程
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最終更新日:2024年4月22日

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憲法

憲法
歴史的・比較的方法を交えながら、憲法および憲法学の現在について講述する。
かつての憲法第1部・第2部では、前者が総論・人権、後者が統治機構を講ずる、というのが永年の申合せであったが、新しく6単位科目となった憲法においては、それらの総体を、より有機的に解明できるよう工夫したい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0121003
FLA-CO2101L1
憲法
石川 健治
S1 S2 A1 A2
S1: 月曜2限、A1: 火曜1限 他
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講義使用言語
日本語
単位
6
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学部
授業計画
講義とは本来、筋書きのないドラマであり、転調に転調を重ねながら展開されてゆくべきものであるが、 今年度は、秋口までは人権論を中心に4単位分、引き続き統治機構論を中心に2単位分講義するという計画を、さしあたり建てている。 0.導入 1.憲法の基層 2.人権実体法 3.人権救済法 4.統治作用法 5.統治組織法 6.憲法の現代的課題
授業の方法
伝統的な講義方式を踏襲する。状況が劇的に好転して900番教室に戻れるその日まで、オンライン方式とオンデマンド方式を併用しながら、講義を進める予定である。
成績評価方法
定期試験のみによって行う。 なお、意欲のある学生には、単位認定とは関わりなく、憲法に関する任意のテーマで12000字以上のスケールで、ミニ学術論文を執筆するよう勧めている。力作に対しては成績上も考慮する。
教科書
佐藤幸治『日本国憲法論(第2版)』(成文堂、2020年) 長谷部恭男・石川健治・宍戸常寿編『憲法判例百選Ⅰ・Ⅱ(第7版)』(有斐閣、2019年)
参考書
樋口陽一『七訂憲法入門』(勁草書房、2021年) 芦部信喜(高橋和之補訂)『憲法(第7版)』(岩波書店、2019年)
履修上の注意
早いうちに教科書――は無理でも、如上の参考書のどちらかでも可――を一読しておくことを期待したい。